流星のロックマン
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『流星のロックマン』(りゅうせいのろっくまん、RYUSEI NO ROCKMAN)は、株式会社カプコンが製作した同名のゲームソフトを原作としたテレビアニメ。
土曜朝のテレビ番組『おはコロシアム』(テレビ東京系列)内で、『ロックマンエグゼBEAST+』と入れ替わる形で放送が開始された。
目次 |
[編集] 登場人物
[編集] 地球人
- 星河スバル(ほしかわ - )(声優:大浦冬華)
- 主人公。FM星人のウォーロックと出会い、電波変換してロックマンになる。
- 宇宙ステーションで父親が行方不明になったショックで不登校になっていた。
- しかし、ウォーロックが学校を見てみたいと言う要望からしぶしぶ登校し、その後も継続している。
- 本来、FM星人と合体して電波変換すると自分の意識を保つ事はできないようだが、スバルは常に自分の意識を保っている。
- ウォーロック曰くスバルとその父親の大吾は特別な存在で操れないらしい。
- 「ビジライザー」という電波を視覚できるメガネを持っており、普段は額に上げているが、
- 電波異常が起こったときなど必要な時に掛け、その原因を「目視」する。
- 白金ルナ(しろがね - )(声優:植田佳奈)
- スバルの通う学校のクラス委員長。スバル達からは「委員長」と呼ばれている。
- 学校での点数を稼ぐため登校拒否のスバルを学校に連れて行こうとするが、ことごとく失敗に終わる。
- スバルが学校に通い始めた際は積極的に関わってきている。
- スバルが初めてロックマンになった時に助けられ、それ以来ロックマンにメロメロになる。
- ゲームでは高級マンションに住んでいる設定だったが、アニメでは大豪邸に暮らしている。
- 最小院キザマロ(さいしょういん - )(声優:儀武ゆう子)
- ルナと一緒にいるメガネを掛けた少年。人の知られたくないような秘密もこっそりと調べたりしている。
- ロックマンの正体が気になっている。
- 牛島ゴン太(うしじま ごんた)(声優:大畑伸太郎)
- 力自慢のスバルのクラスメイト。ルナに気がある様子。
- オックスが学校を襲撃した際、ウォーロックに苦戦したオックスに無理矢理合体されてオックス・ファイアに電波変換する。
- その後、ロックマンに救われ元に戻ったが電波変換した際の記憶はない。
- 響ミソラ(ひびき - )(声優:福圓美里)
- スバル達と同い年で大人気の美少女シンガー。
- 自分で曲を作り出したいがためにスケジュールを放り出し、ハープとともに電波変換し世界中を回っていた。
- 新曲が完成後はニホンに戻り、活動を再開している。
- スバルと同じく電波変換しても自分の意識を保てる特別な存在で、FM星人ハープと合体しハープ・ノートに電波変換する。
- 五陽田ヘイジ(ごようだ - )(声優:志村知幸)
- サテラポリスの刑事。電波ウイルスの事件を追う際、ロックマンと接触し、それがきっかけでロックマンを追いかけている。
- 何時も事件現場にいるスバルを疑っている。「御用だ」を何回も繰り返して言うのが口癖。
- 天地守(あまち まもる)(声優:土田大)
- 天地研究所、通称「AMAKEN」の所長。スバルの父親の後輩。スバルも心を許してよく会いに来ている。
- 星河大吾(ほしかわ だいご)(声優:大西健晴)
- スバルの父親。宇宙人とのコンタクトをする実験中に行方不明となる。
- その後、ウォーロックと接触したと思われるが、詳細は不明。
- 星河あかね(ほしかわ - )(声優:木村亜希子)
- スバルの母親。夫である星河大吾が行方不明なった後も明るくスバルに接している。
- 宇田海深佑(うたがい しんすけ)(声優:森訓久)
- 天地の部下であるが、以前勤めていた会社で上司に手柄を奪われたのがきっかけで疑心暗鬼に陥ってしまう。
- その心の隙をつかれ、キグナスに体を奪われてキグナス・ウイングに電波変換する。
- ロックマンとの戦闘後、キグナスと共に行方不明になる。
- 再度姿を現した時には、身も心も完全にキグナスから支配されていた。
- 育田道徳(いくた みちのり)(声優:浜田賢二)
- 科学のおもしろさを子供たちに教えている講師。
- リブラに身体を乗っ取られ強制的にリブラ・バランスに電波変換させられたが、無事救出された。
- 双葉ツカサ(ふたば - )(声優:甲斐田ゆき)
- スバルと同じ学校に通うC組の少年。
- トラック横転事故に巻き込まれ、生死の境目を彷徨っていたところをジェミニに助けられた。
- 自分を見殺しにした人間達を抹殺しようと、ジェミニと電波変換しジェミニ・スパークとなる。
- 自らFM星人を受け入れ、スバル、ミソラと同じく電波変換しても自分の意識を保つことができる。
- ゲームとは違い二重人格ではなく二面性の設定。
- 挟見千代吉(はさみ ちよきち)(声優:水田わさび)
- ミソラのファンの少年。キャンサーに取り付かれ、キャンサー・バブルに電波変換してしまう。
- 尾上十郎(おがみ じゅうろう)(声優:稲田徹)
- お金持ちの家で働く植木職人。ウルフに取り付かれ、ウルフ・フォレストに電波変換してしまう。
- なぜか江戸っ子口調。ウルフに取り付かれてから、丸い物を見ると体の一部が電波変換するようになった。
- ジャン・クローヌ・ヴェルモンド・ジョルジョワーヌ14世(声優:)
- 500年前の国王。クラウンに取り付かれ、クラウン・サンダーに電波変換してしまう。
- わがままな性格から国を追放されたが、ニホン近海で船が沈没し死亡。沈没した船の上に遊園地が築かれた。
- 金田金太郎(かねだ きんたろう)(声優:鈴木琢磨)
- ミソラのマネージャー。ミソラのサボリ癖に苦労している。
- 鳳姫香(おおとり ひめか)(声優:豊口めぐみ)
- 尾上が働くお金持ちの家のお嬢様。
[編集] FM星人
- ウォーロック(声優:伊藤健太郎)
- FMプラネットより「アンドロメダの鍵」を盗んで地球にやってきた人狼の姿をした電波星人。そのため他のFM星人から追われる身となる。地球でキグナスとの交戦中にスバルと遭遇。その後追っ手の目を逃れるためにスバルのトランサーに隠れ住む。粗暴で荒々しい性格をしているが、スバルが人助けをしようとするときは(本人曰く「仕方なく」)手を貸す。スバルの父親について何か知っているが、何故かスバルには何も言わない。普段はスバルのトランサーの中にいるが、退屈になると追われていることも忘れ勝手に行動する事がある。時にトランサーごとスバルを強引に引っ張って行くことも。
- ハープ(声優:氷上恭子)
- ハープの姿をした女性のFM星人。マイペースで気紛れな性格。派手好きな一面も持つ。
- 当初は「上から言われて仕方なく」という理由でウォーロックと敵対。「音楽の女神」と嘯いてミソラに近付き、彼女を利用して任務を遂行しようとしたが、ミソラが真相を知ってからは足を洗い、以来行動を共にしている。ミソラ同様に音楽が好きらしい。モデルはこと座。
- キグナス(声優:神奈延年)
- 白鳥の姿をしたFM星人。温厚な喋り方をするが、内心は冷徹な心の持ち主。
- 最初にウォーロックのもつ「アンドロメダの鍵」を取り戻すため地球に襲来。追撃した結果、相撃ちとなる。その後、疑心暗鬼に陥っていた宇田海の前に現れ、周波数の合う彼と電波変換し、キグナス・ウィングになってロックマンと戦い、不利になった途端強引に宇田海と共に逃走した。
- 再度姿を現した時には、完全に宇田海と一心同体になっていた。モデルははくちょう座。
- オックス(声優:檜山修之)
- 牛の姿をしたFM星人。自称FM星人最強のパワーを持っているが、性格は単純で知能も低い。ゴン太と合体してルナを人質にとりロックマンを追い詰めるが敗れ、ゴン太と分離し逃走。モデルはおうし座。
- リブラ(声優:白熊寛嗣)
- 天秤の姿をしたFM星人。A,B二つの選択肢を問いかけ、どちらかの答えを選ばせる。ロックマンから受けた傷を癒すため育田の体を乗っ取る。その後正体がばれ電波変換しリブラ・バランスとして再度戦うが、治りきっていない傷が災いし敗北、分離し逃走。モデルはてんびん座。
- ジェミニ(声優:私市淳)
- 1つの体に2つの顔を持つFM星人。電波変換すると黒白の2体に分かれる。2体のコンビネーションからロックマンを翻弄し、2度もロックマンを惨敗に喫させたが、ハープ・ノートの援護によりトドメは刺せずに去っていく。その後もロックマンと人類を抹殺しようとウルフ、クラウンの事件に関わっている。モデルはふたご座。
- キャンサー(声優:中村大樹)
- カニの姿をしたFM星人。千代吉と電波変換する。千代吉の意識の影響でミソラのファンになってしまい、ミソラのコンサート会場に乗り込み、周囲の人間を泡で包み込んだりして大騒動を引き起こすが、ハープ・ノートに敗れ逃亡。語尾に「ブク」を付けるのが特徴。モデルはかに座。
- ウルフ(声優:川島得愛)
- 狼の姿をしたFM星人。尾上と電波変換する。FM星人の中で最も凶暴な性格。
- 尾上の強い精神力に体を支配出来ずトランサーに潜んでいたが、ジェミニ・スパークによって力を覚醒させた。しかし姫香の呼びかけに尾上が意識を取り戻し、電波変換を解除されたところをロックマンとハープ・ノートに攻撃され逃亡。モデルはおおかみ座。
- クラウン(声優:福田信昭)
- FM星人単体では未登場。クローヌ14世との電波変換で不死身の体を得た。自称「FM星人の武官の帝王」。人を驚かせるのが好きなお調子者で、廃墟となった遊園地に宝があるという噂を流し、探しに来た人々を驚かしていた。一時は不死身の体でロックマンを追い詰めるも、地縛霊としての弱点を看破され倒された。モデルはかんむり座。
- オヒュカス(声優:茂呂田かおる)
- メドゥーサに似た姿をした女性のFM星人。自分と周波数の合うルナに取り付き電波変換する。しかしルナのロックマンへの異常な恋心が災いし、強過ぎる人格を完全に抑え込むことができず、ロックマン、ハープ・ノートのコンビネーションに押され、分離し逃走。モデルはへびつかい座。
[編集] 電波人間
- ロックマン
- スバルとウォーロックが電波変換した姿。
- バトルカードを左手のウォーロックにプレデーションさせることで、カードの力を使用する。
- ハープ・ノート
- ミソラとハープが電波変換した姿。
- 自称「戦うアーティスト」としてロックマンのピンチを度々助ける。
- 主な技はショックノート・マシンガンストリング・パルスソング。
- キグナス・ウィング
- 宇田海がキグナスに憑依され、電波変換した姿。
- 主な技はキグナスフェザー・ワタリドリ・ダンシングスワン。
- オックス・ファイア
- ゴン太がオックスに憑依され、電波変換した姿。
- 主な技はファイアブレス・アンダーパンチ・オックスタックル。
- リブラ・バランス
- 育田がリブラに憑依され、電波変換した姿。
- 主な技はリブラスイング・ヘビーウエイト・フレイムウエイト。
- ジェミニ・スパーク
- ツカサとジェミニが電波変換した姿。
- 電波変換するとホワイトとブラックの2体に分かれる。
- ホワイトの意識はツカサが、ブラックの意識はジェミニが支配している。
- 主な技はエレキソード・ロケットナックル・ジェミニサンダー。
- キャンサー・バブル
- 千代吉がキャンサーに憑依され、電波変換した姿。
- 主な技はバブルポップ・ブーメランカッター・タイダルウェーブ。
- ウルフ・フォレスト
- 尾上がウルフに憑依され、電波変換した姿。
- 満月を見ると身体が赤くなり、通常の何倍にもパワーアップする。
- 主な技はワイドクロー・アッパークロー。
- クラウン・サンダー
- クローヌ14世がクラウンに憑依され、電波変換した姿。
- 主な技はイカクボーガン・トツゲキランス・ハジョウハンマー。
- オヒュカス・クイーン
- ルナがオヒュカスに憑依され、電波変換した姿。
- 主な技はスネークレギオン・クイックサーペント・ゴルゴンアイ。
[編集] 放映リスト一覧
- 第1話「逃亡者ウォーロック」
- 第2話「ファーストコンタクト」
- 第3話「電波ウイルス」
- 第4話「電波変換!」
- 第5話「スバル、オン・エア!!」
- 第6話「キグナスの挑戦!」
- 第7話「衛星墜落!」
- 第8話「オックス襲来!」
- 第9話「暴走オックス・ファイア」
- 第10話「ハープ・シンガー見参!」
- 第11話「ハープ・ノート推参!」
- 第12話「ウイルス人間現わる!?」
- 第13話「育田先生の科学教室」
- 第14話「リブラ育田の危険な科学教室」
- 第15話「笑う電波空間」
- 第16話「怒る電波空間」
- 第17話「唄う電波空間」
- 第18話「キャンサー参上ブク!」
- 第19話「ロックマン急便」
- 第20話「植木職人は月に吠える」
- 第21話「ウルフ 怒りの咆哮!」
- 第22話「デンパなユーレイ」
- 第23話「不死身のジバク霊」
- 第24話「オヒュカス・クイーン」
- 第25話「愛しのロックマン様」
- 第26話「帰って来た男」
- 第27話「キグナス軍団」
- 第28話「電波クライシス」
- 第29話「サテライトの奇蹟」
[編集] スタッフ
- 原案:カプコン
- 監督:加戸誉夫
- シリーズ構成:荒木憲一
- キャラクターデザイン:足立慎吾
- 美術監督:小山俊久
- 色彩設定:松岡珠江
- 撮影監督:広瀬勝利
- 音楽:鳴瀬シュウヘイ
- 音響監督:渡辺淳
- 音響効果:北方将実(フィズサウンドクリエイション)
- アニメーション制作:XEBEC
- アニメーションプロデューサー:千野孝敏
[編集] 主題歌
- 『ハートウェーブ』
- *2007年3月28日発売の「ロックマンエグゼシリーズ ボーカル・アルバム」にボーナストラックとして収録(TVサイズ)。
[編集] 漫画版
板垣雅也によってコロコロコミック2006年11月号から連載中。エグゼ同様、ストーリーはゲームやアニメとは異なる。ギャグ要素やバトル要素が強く、また1話目のみだがウォーロックの下品な言動が際立っていた。
[編集] 外部リンク
- 流星のロックマン(カプコン公式サイト)
- XEBEC 流星のロックマン
テレビ東京系 おはコロシアム内 アニメ枠 | ||
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