珍珠泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
珍珠泉(ちんじゅせん)は、中華人民共和国南京市内から南京長江大橋を渡り南京北西部の浦口区の定山西南麓に位置している泉。
珍珠泉は周辺に30余りの泉があり水量は1日34,000トンと豊富である。
珍珠泉は南北朝時代の頃から記録が残っており、梁の武帝が高僧法定の為に天監2年(503年)に定山寺を建立したことから始まる。定山寺には後に達磨大師も訪れた。明、清代には楼、台、亭、閣が30余り建てられ"江北第一游覧之所"と称されるようになる。
1984年に南京市人民政府は観光開発計画を開始する。現在は南京の観光地としても知られ定山の尾根に沿って南京長城が作られている。珍珠泉は1992年3月に南京市文物保護単位に指定されている。
[編集] 入場料
- 20元(2004年現在)
- 珍珠泉索道(ロープウェイ)40元(2004年現在)
[編集] 外部リンク
- 南京珍珠泉茗泉旅游服務部(中国語簡体字GB2312)
カテゴリ: 中華人民共和国の観光地 | 南京