白鳥文平
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白鳥 文平(しらとり ぶんぺい、1968年生まれ)は、TBS『SASUKE』のSASUKEオールスターズの1人。千葉県印旛村役場、健康福祉課勤務。身長176cm、体重65kg。
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[編集] 人物
高校、大学と陸上の三段跳びの選手として活躍。自己記録は15m30cmで、現在もマスターズ陸上の選手として陸上を続けている。初出場の第9回に、史上初の片足跳びでジャンプハングを成功させ、それ以来毎回このエリアで片足の跳躍を披露している。サスケにも陸上のユニフォームで出場することが多い。
自宅の庭には、3rdステージをはじめ、実に11エリア以上にも及ぶサスケセットが作られており、オールスターズや常連選手達がわざわざ白鳥宅まで訪れるほどである。サスケの出場回数はオールスターズの中で最少だが、その安定したパフォーマンスと実力は一目置かれており、完全制覇に近い男として活躍を続けている。今や印旛村の英雄とも呼ばれる存在。
[編集] SASUKEでの戦歴
初出場は第9回。ジャンプハングを史上初の片足跳びで成功させ、注目を浴びる。かつてこのジャンプハングを片足で挑んでいった挑戦者は数名いたものの、成功させたのは史上初で、今でも白鳥以外成し遂げたものがいない。この大会はそり立つ壁でタイムアップになったが、印象を強く残した。このそり立つ壁リタイアが非常に悔しかったらしく、自宅にそり立つ壁のセットを作り練習に励んだ。第11回に見事そり立つ壁を成功させ、初の1stクリアとなるが、2ndでタイムアップしサスケの洗礼を浴びる。
白鳥の実力が開花するのは次の第12回である。前回の雪辱を晴らし見事3rdステージへ進出。3つ目のエリアであるランプグラスパーで白鳥は、かつて例にないほど高速でランプグラスパーを進んでいく。途中で電球を掴み損ねて危うい場面があったものの、クリフハンガーもクリアしパイプスライダーへと進む。ここでも白鳥はもの凄いスライドであっという間に休憩地点へ。そして着地もまさに完璧と言える形で成功させ、3rdステージ初挑戦でクリアという快挙を成し遂げる(3rd初挑戦でクリアという記録は、第4回以降秋山和彦、ヨルダンヨブチェフ、そしてこの白鳥のみが持つ記録である。だが、その後3人とも2回以上ファイナリストになっていない所が共通している)。ファイナルステージは惜しくもタイムアップしたが、3大会目にして見事なファイナル経験者の仲間入りとなった。
白鳥宅のサスケセットは日に日に規模を大きくしていき、自身も充実したトレーニングを行えるようになっていく。第13回は、ゼッケン99番と大躍進を果たした。今大会も前回同様3rdステージまで駒を進めていく。だが、前回クリアした最終エリアパイプスライダーで、着地をなんとか成功させたものの後ろへ転落。しかし、これで前回の成績がまぐれでないことを証明し、遂にサスケオールスターズに正式な仲間入りを果たすこととなる。第14回は1stを11,15秒残しでクリア。2ndステージクリアを誰もが信じて疑わなかったが、バランスタンクでまさかのリタイアという悔しい結果となる。第15回(詳しくはSASUKEの「SASUKEやKUNOICHIでのさまざまな事件・珍事など」の「白鳥文平熱中症事件(SA-第15回大会)」で)。
第16回は1stを10,9秒残しでクリア。無事3rdステージまで進み、前回リタイアしたクライミングバーも突破。当時誰も上手く攻略できていなかったデビルブランコへ。ここで白鳥は予め片手でバーに反動をつけておき、そのままパイプスライダーへ以降するという頭脳プレーで攻略してみせた。惜しくもパイプスライダーでリタイアしたが、このデビルブランコ攻略法は後の選手達にも受け継がれるようになる。そして自身初となる大会最優秀成績を収めた。第17回は、開催前にオールスターズ達と自宅で「サスケ合宿」を開催。充実したトレーニングで本番に臨んだ。1st、2ndをいつも通り余裕でクリアしてみせたが、ボディプロップで突如滑り落ちまさかのリタイア。これにはオールスターズも信じられない様子であった。
そして迎えた第18回、白鳥はゼッケン争奪マラソンで95番をゲット。間違いなく有力視されていたのだが、1stジャンピングスパイダーのスパイダーウォーク部分で足を滑らせよもやの転落。リニューアル前の2ndで慣れているエリアでの脱落だけに会場はどよめきに包まれた。ちなみにこのジャンピングスパイダーで白鳥は、初の両足ジャンプを見せている。
現時点で5本の指には入るであろう実力者であり、その実力は長野誠も認める。第17回3rd前には「合宿を見て絶対敵はないと思った。絶対(3rdに)行きますよ。」と語ったほどである。その後の白鳥のまさかのリタイアを見て「魔物だ!サスケには魔物が住んでる」と叫んだ。
[編集] SASUKEで出場した大会の結果
()の中はその時のゼッケン ★は今大会最優秀成績、もしくはファイナリスト 第10回大会は欠場
- 第9回大会 (79) 1st、そり立つ壁
- 第11回大会 (66) 2nd、ウォールリフティング
- 第12回大会 (77) Final、10m綱登り ★
- 第13回大会 (99) 3rd、パイプスライダー
- 第14回大会 (96) 2nd、バランスタンク
- 第15回大会 (94) 3rd、クライミングバー
- 第16回大会 (96) 3rd、パイプスライダー ★
- 第17回大会 (81) 3rd、ボディプロップ
- 第18回大会 (95) 1st、ジャンピングスパイダー
[編集] 本大会以外での出来事
- 第17回前に長野誠、秋山和彦、竹田敏浩と白鳥宅で「サスケ合宿」を行った。当日はあいにくの雨だったが、近くの学校の体育館で練習を行った。ここでファイナルステージを連想する綱登り勝負が行われ、結果は1位白鳥、2位秋山、3位長野、4位竹田であった。その後逆立ち競争も行われ、1位長野、2位白鳥、3位秋山、4位竹田であった。4人は「絶対完全制覇しよう」と誓い合い、長野が見事2人目の完全制覇者となった。
- 白鳥宅の練習セットのために訪れたサスケ出場者も、上記以外にも結構いる。小林信治、朝岡弘行、長崎峻侑。第17回前には山田勝己も訪れた。
- 第17回終了後に、山本進悟と開園前のお台場マッスルパークへ。サスケ3rdステージのセットの、テストプレーヤーとして挑戦した。このサスケセットを白鳥は全く問題なくクリア。2回目の挑戦では超高速で全てのエリアをクリアしてみせ、わずか40秒足らずで1周してみせた。これにはさすがの山本も「天才だ・・・。」と脱帽の様子であった。白鳥は山本同様このサスケセットを絶賛し、「家でやるよりこっちのほうが良いかもしれない。」と語った。