第六大陸
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第六大陸(だいろくたいりく)は、小川一水によって執筆されたSF小説。イラストは幸村誠。早川書房よりハヤカワ文庫として刊行。全2巻。第35回星雲賞日本長編部門の受賞作。一般にハードSFとして分類される。
[編集] 概要
2025年。化石燃料の枯渇が深刻な問題となった結果、世界各国が平和主義路線を歩み始めた時代。レジャー用の深海交通艇が南沙諸島の海底を航行し、海底にドーム型都市が造られる近未来。
弱冠25歳にして世界トップレベルの建築技術を誇る御鳥羽総合建設の俊英である青峰走也(あおみね そうや)は、月に結婚式場を建設するという途方も無い計画を実現するため、依頼主であるレジャー企業エデン・レジャーエンターテイメント社会長・桃園寺閃之助(とうえんじ せんのすけ)の孫娘・桃園寺妙(とうえんじ たえ)を伴い月に向かう。
完成および運用までの12年に及ぶ歳月のなかで、走也と妙は月と地球、その間に広がる宇宙で様々な経験を積んで、成長していく。
この作品は、宇宙と関わり、宇宙とともに進歩し、宇宙をこよなく愛する人々の物語である。
[編集] 外部リンク
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