米朝修好通商条約
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米朝修好通商条約(US-Korea Amity and Trade Treaty)は、1882年(明治15年)、アメリカ合衆国と李氏朝鮮の間で締結された条約である。アメリカ合衆国と大清帝国の条約案文を朝鮮側が事後承諾する形で締結。大清帝国の馬建忠が立会人となり、アメリカ海軍提督シェーフート、朝鮮正使・申木憲、副使・金弘集らの間で英文、漢文共に三通による十四ヶ条の条約に調印がなされた。この条約の後、朝鮮は清国の強引な干渉により欧州諸国と条約を結ぶ事となり、朝鮮が西欧諸国と締結した一連の不平等条約の先駆となった。