続 タイムトラベラー
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『続 タイム・トラベラー』(ぞく- ) は、NHKの少年ドラマシリーズ『タイム・トラベラー』の続編で、1972年11月4日~12月2日に放映された。
『タイム・トラベラー』が、原作:筒井康隆、脚本:石山透であったのに対し、『続タイム・トラベラー』 では原作を離れ、石山透が創作した作品である。
『タイム・トラベラー』が好評だったため、続編として製作された。主人公の2人は同一の俳優が演じていた。
[編集] あらすじ
未来に戻っていたケン・ソゴルが20世紀に逃げ込んだ3人の時間犯罪者を追って、再び芳山和子の前に現れる。 3人の時間犯罪者を追うケン・ソゴルを芳山和子が助け、タイムトラベルをして、時間犯罪者を追い詰める。 芳山和子が時間と時間の間隙にある宇宙のような空間で見るターバンを巻いた謎のインド人たちは、時間の狭間を彷徨う放浪者だった。
[編集] その他
- 『タイム・トラベラー』では、主人公の芳山和子が時間の跳躍を行なうとき、特殊効果を使用していたが、本作品では使用していなかった。
- 残念ながら、この作品の映像は全話とも現存していない(当時は録画が2インチVTRでテープが高価・操作も煩雑だったうえ、著作権法の影響で現在ほど番組保存が容易にはできなかったことも影響している)。 音声のみ現存しており、『タイム・トラベラー』第1回〜5回の音声、同最終回の映像とともに、DVDに収録されている。
- 「インドのラジオ」と呼ばれるマシン(時間をコントロールする機械?)が登場するが、老人が胎児になり*****するシーンは衝撃的。
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