興禅寺 (丹波市)
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興禅寺 | |
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![]() 境内 |
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所在地 | 兵庫県丹波市春日町黒井2263 |
位置 | 北緯35度10分27.78秒 東経135度6分3.75秒 |
山号 | 大梅山 |
宗派 | 曹洞宗別格地 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | |
開基 | |
正式名 | |
別称 | |
札所等 | 氷上郡観音25番 |
文化財 | 国史跡 |
興禅寺(こうぜんじ)は兵庫県丹波市にある仏教寺院。山号は大梅山、曹洞宗別格地、本尊は釈迦如来(仏師春日作)。国の史跡。
春日局生誕地としても有名である。
目次 |
[編集] 概要
戦国時代の山城黒井城の下館、明智光秀の丹波制圧後に家臣斎藤利三が居住した館の跡に創建された。現在も楼門前には水を湛えた七間堀と高い野面積みの石垣と白ねり塀が聳えるという城砦然とした戦国時代の構えをとどめており、山上の黒井城とともに国の史跡に指定されている。
[編集] 春日局の生誕地
1579年に当地で斉藤利三の娘、福が生まれ、3歳まで居住した。彼女が後の徳川家光の乳母であり大奥を礎を築き統括した春日局である。境内には「お福産湯の井戸」や「お福の腰かけ石」などが残る。
[編集] 伽藍
惣門、楼門、本堂、鐘楼、開山堂、庫裏、宝篋印塔、指月殿