資生堂・プラウディア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
Proudia（プラウディア）は、化粧品メーカー最大手の資生堂が展開したブランドの名前である。
目次 |
[編集] 略歴
プラウディアは、英語のPROUD(誇りをもった～の意味)に、女性としての人格を感じさせる言葉を組み合わせた造語。 「Be Proud!～肌を美しく粧ったとき、女性としての自信と誇りが生まれる～」というコンセプトのもとに生まれた。 肌が美しくなることが、なにより自分を高める第一歩。 女性なら誰もが持っている肌への深い想いに応えられる、ベースメーキャップブランドとして誕生した。
- 2005年にメガブランド計画で立ち上げられたMAQuillAGE（マキアージュ）に、PN（ピエヌ）と共に統合されて消滅。
[編集] イメージ曲
オリジナルのイメージ曲が使用された。楽器やテンポやリズムをアレンジして何度も使用された。 曲は独特で隠れた名作と言われている。 内田有紀、木村佳乃、広末涼子がCMの中でハミングした。 2000年通年、2002年秋冬～2004年通年までは流れなかった。2005年春夏キャンペーンで復活した。しかし、プラウディアのブランド自体が翌シーズンから廃止されて流れることはなくなった。過去にCDは発売されていない。使用全曲CD発売の待望論もいまだ根強い。
[編集] ナレーション
90年代のTVCFにはナレーションが付いていた。ナレーターは篠井英介、梅垣義明が担当。
[編集] 今井美樹・上原多香子の存在
プラウディアは今井美樹のキャラクターイメージが大きかった。2001年に異例の大復活をする。経緯に1999年の広末涼子の早稲田大学不登校問題があった。 資生堂の目論見が外れてしまい、この年はカネボウが当時大人気だった藤原紀香と起用して大ヒットして競合他社に惨敗した。翌年もイメージキャラクター変更したが、盛り返せなかった。2001年に上原多香子の初起用と今井美樹の再起用して大復活をする。イメージ曲も復活使用した。その後の数年間は上原多香子がイメージキャラクターを務めた。起用された当時の上原多香子はSPEED解散一年後のソロ活動であった。今井美樹と上原多香子は前年に資生堂との契約はしていないので、大抜擢だった。
[編集] 歴代イメージキャラクター
[編集] 年数／季節／モデル／コピー
- 1997 春 星野裕子 美しさ､ごいっしょに(オフィス編)
- 1997 通年 今井美樹 美しさ､ごいっしょに(秋の印象派編)
- 1997 春夏 今井美樹 ワンモア ビジン
- 1997 秋冬 内田也哉子 ワンモア ビジン
- 1997 秋冬 松本孝美 ワンモア ビジン
- 1997 秋冬 チャイナ・チャウ ワンモア ビジン
- 1998 夏 内田有紀 くっきりと、夏顔
- 1998 夏 木村佳乃 くっきりと、夏顔
- 1998 秋冬 内田有紀 肌の透明度が変わる、ファンデーションで変わる。
- 1998 秋冬 木村佳乃 肌の透明度が変わる、ファンデーションで変わる。
- 1999 春夏 広末涼子 涼顔
- 1999 春夏 木村佳乃 涼顔
- 1999 秋冬 広末涼子 肌の奥まで、透明感
- 1999 秋冬 伊達公子 肌の奥まで、透明感
- 2000 春夏 葉月里緒奈 うぶ肌
- 2000 春夏 江角マキコ うぶ肌
- 2000 秋冬 葉月里緒奈 イッツ ビジンモード
- 2000 秋冬 りょう イッツ ビジンモード
- 2001 春夏 今井美樹 光組、初上演
- 2001 春夏 上原多香子 光組、初上演
- 2001 秋冬 仲間由紀恵 肌から、トップモード
- 2001 秋冬 上原多香子 肌から、トップモード
- 2002 春夏 上原多香子 高温多湿、どこ吹く風
- 2002 春夏 ビビアン・スー 高温多湿、どこ吹く風
- 2002 春夏 りょう 高温多湿、どこ吹く風
- 2002 秋冬 上原多香子 接近してる？
- 2003 春夏 上原多香子 肌ざわり。胸さわぎ。
- 2003 秋冬 上原多香子 吸いつく。吸いよせる。
- 2004 春夏 田中麗奈 顔、変えてみる？
- 2004 春夏 上原多香子 夏、変えてみる？
- 2004 秋冬 田中麗奈 ミチル女。
- 2004 秋冬 上原多香子 キメル女。
- 2005 春夏 竹内結子 美人って、肌。
[編集] 備考
- 97年春 プラウディア発売 （共演は*、別バージョンは／で分類）
- 97年春夏 今井美樹／セシリア・ディーン／チャイナ・チャウ（ライブフィニッシュパウダーメーキャップ：共通）「ワンモアビジン」
- 97年秋冬 内田也哉子（ライブフィニッシュリキッドメーキャップ）／松本孝美（ライブフィニッシュパウダーメーキャップ）「ワンモアビジン」
- 98年春夏 木村佳乃（ライブフィニッシュパクト）／内田有紀（ライブフィニッシュ ジェル）「くっきりと夏顔」
- 98年秋冬 木村佳乃（ライブフィニッシュパウダーメーキャップ）／内田有紀（リキッドインパクト）「肌の透明度が変わる」
- 99年春夏 木村佳乃（ライブフィニッシュパクト）／広末涼子（アクアインパクト）「凉顔」
- 99年秋冬 伊達公子（パウダーメーキャップ）／広末涼子（リキッドメーキャップ）「肌の奥まで透明感」
- 00年春夏 葉月里緒菜（フェアミクロンリキッド）／江角マキコ（フェアミクロンパクト）「うぶ肌」
- 00年秋冬 葉月里緒菜（エアコンパクト）／りょう（アクアスティック）「イッツ ビジンモード」
- 01年春夏 上原多香子*今井美樹 （スーパーフェースリキッド*スーパーフェースパクト）「光組、初上演」
- 01年秋冬 上原多香子*仲間由紀恵（トップモードリキッド*トップモードパウダリー）「肌から、トップモード」
- 02年春夏 上原多香子*ビビアン・スー（スーパーフィックスリキッド）／りょう（スーパーフェースパクト）「高温多湿、どこ吹く風」
- 02年秋冬 上原多香子（フラットデザインファンデーション／トップモードパウダリー）「接近してる？」
- 03年春夏 上原多香子（クリアクオリティーパクトUV）「肌ざわり。胸さわぎ。」
- 03年秋冬 上原多香子（リアルフィットパウダリー）「吸いつく。吸いよせる。」
- 04年春夏 上原多香子（クリアクオリティーパクトUV）「夏、変えてみる？」／田中麗奈（フォルミングアクアパクトUV）「顔、変えてみる？」
- 04年秋冬 上原多香子（リアルフィットパウダリー）「キメル女。」*田中麗奈（フォルミングモイストパクト）「ミチル女。」
[編集] 関連項目
カテゴリ: 化粧品メーカー・ブランド | 資生堂
