鈴木春信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木 春信(すずきはるのぶ、 享保10年(1725年) - 明和7年6月15日(1770年7月7日)は、江戸時代の浮世絵師。
細身、可憐で繊細な表情の女性像で知られる浮世絵師。浮世絵版画における「錦絵」技法の大成者としても知られる。
錦絵が大流行するきっかけになったのが、平賀源内と春信が1765年以降に開催した絵暦交換会である(当時の太陰暦では毎年、大の月・小の月が変わるため、絵で月の大小を表したものが絵暦)。様々なデザインの絵暦が競って作られ、やがて錦絵の流行に発展していった。
[編集] 代表作
- 《夕立》
- 《団扇売り》
[編集] 関連事項
- 笠森お仙 - 春信の美人画のモデルとなり、江戸随一の美人として一世を風靡した一般女性。春信の知名度を高めるきっかけともなった。