飛影 (幽☆遊☆白書)
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飛影(ひえい)は、漫画及びそれを原作としたアニメと映画『幽☆遊☆白書』に登場する架空の人物。
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[編集] 人物
元盗賊。額に第三の目である邪眼を持つ。身長155cm 体重55kg 血液型B型[要出典]
[編集] 来歴
雪菜の双子の兄(当初、飛影は異母兄妹と発言している)。だが、故郷の氷河の国は男児の存在を忌むべき者としている為、生まれてすぐに天空を漂う氷河の国から投げ落とされた。妹のいる氷河の国と紛失してしまった母親の形見の氷泪石を探し出す為、手術によって邪眼を手に入れる。その手術によって当時A級妖怪だったが最下級まで一度、級を落としている。
霊界の三大秘宝(モデルは三種の神器)を盗み出し、その一つである降魔の剣(斬りつけた人間を妖怪にする。モデルは草薙の剣)で螢子を傷つけた事から幽助と死闘を演じる。
その後、霊界からの「刑罰免除」という形で数多の敵との戦い、その中で次第に幽助の破天荒な性格に惹かれ行動を共にしていく。
魔界統一トーナメント時はS級妖怪に成長。軀軍のナンバー2の力を持っていた。
軀の「5歳でA級になった天才少年」という発言から、魔界の北東13層付近では有名な子供だった事が分かる。
[編集] 性格
冷たく、他人とかかわらない性格だが、実は妹思い。直接雪菜と関わることは少なかったが、暗黒武術会の会場倒壊の際には瓦礫の下敷きになりかけた彼女を救っている。原作に比べ、アニメや映画ではシスコン的な描写が目立つ。ちなみに、初めて蔵馬に出会った時、寝言で「雪菜」と呟いていたらしい。その為か、後に幽助がうっかり蔵馬に雪菜が飛影の妹である事を教えた際は「一番厄介なヤツに」と怒っていた。口には出さないが蔵馬の事は信頼している様子で、良い相棒同士である。 結構ツンデレな面もある。
[編集] 能力
魔界の黒炎をあやつる邪王炎殺拳と剣の使い手。
[編集] 剣技
技名こそ無いが、飛影が最も好んで使用する殺し方と設定されている。
[編集] 邪眼
生来、あったわけでは無く、時雨の手術による物。
[編集] 邪王炎殺拳
- 邪王炎殺黒龍波
- 妖気を餌に操れる黒龍で、自らに放ち妖気を飛躍的にアップさせる事も可能だが、使用後は消耗した妖力・体力を回復する眠りが待っている。
- 邪王炎殺煉獄焦
- 炎を拳に集めて殴打する技で、幽助の霊光弾と似ている。
- 邪王炎殺剣
- 炎を剣にする技だが、桑原の霊剣と似ているという理由で本人は気に入っていないらしい。
[編集] 百目飛影
本気を出すと体色が緑になり全身から目を開く。但し残りの目は邪眼そのものではなく邪眼の力の増幅装置的な物。
然し、使用したのは最初に幽助と対決した時の一度きりでほぼなかった事にされている(アニメでは『魔界トーナメント編』のモノローグでわずかに描かれる)。
[編集] モデル
作者によると、ジャンプのある漫画のキャラクターとの事だが、これ以上の明言はされず、又、この頃のジャンプに3目キャラやライバルキャラが多かった為、特定は難しい。
[編集] 関連項目
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