60式空挺傘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
60式空挺傘(60しきくうていがさ)は、陸上自衛隊の装備。空挺部隊に配備されている。航空機からの降下に用いられる。A型からC型までの形式が存在する。
目次 |
[編集] 諸元
[編集] 主傘
- 傘体形式:平面複合楕円傘
- 傘直径:約1100mm
- 重量:約15kg(主傘)
- 開傘時間:4秒以内
- 降下速度:6.2m/秒
[編集] 予備傘
- 傘体形式:平面傘
- 傘直径:約7300mm
- 重量:約6kg
- 開傘時間:3秒以内
- 降下速度:7.5m/秒
[編集] 特徴
主傘は後ろに背負い、予備傘を前方に取り付ける。主傘に異常があった時のみ、予備傘を開く。自動索は外包装部分にむき出し、自働索管の安全機構は折り曲げピンであり、縛帯4点式の結合具兼解脱具が胸部にくる。空挺傘696M1と違い操縦索は付いておらず、旋回速度も約1秒ほど遅い。
降下後は空挺部隊に所属する専門の隊員が1つ1つ折りたたんで元の状態に戻す。
[編集] 製作
- 藤倉航装
[編集] 関連項目
![]() |
この「60式空挺傘」は、軍事に関連した書きかけ項目です。この項目を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。(関連: ウィキポータル 軍事/ウィキプロジェクト 軍事/ウィキプロジェクト 軍事史) |