AT-AT
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AT-ATは、映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』に登場する架空の兵器の名前。 画像
[編集] 概要
帝国軍の主力兵器。AT-ATとはAll Terrain Armored Transport(全地形装甲トランスポート)の頭文字。4本の足で地上を歩行し、2基のヘヴィ・レーザーキャノンとミディアム・レーザーキャノンを兵装に持つ。装甲が非常に固い。しかし、十分な攻撃態勢を整え、集中攻撃を加えれば撃破も可能である。
ホスの戦いでマキシミリアン・ヴィアーズ将軍がAT-ATの部隊を率い、反乱同盟軍に大きな打撃を与えた。 一方で、心理的な作戦のため機体を大きくしたため、脚部が長くバランスが悪い印象があり、その通りに、劇中ではエアスピーダーにケーブルで足を絡められて破壊されてもいる。ホスの戦いではスノートルーパーを搭載していた。主力のツイン・ブラスターに、簡単な速弾砲のような物を装備しており、コクピットがある首の部分のみが上下左右に少しだけ動く。 本体の方向転換は極めて難しく、小回りがきかない。後部の状況も一切確認できない。しかし、操縦席には、前方の風景を非常に遠くまで見ることが出来るスコープが搭載されている。 なお、当然のことながら、内部からの衝撃にはもろい。ホスの戦いでは、ルーク・スカイウォーカーが、内部に手榴弾を1発投げ込んだだけで全壊してしまった。 亜種には、AT-STや、AT-PT、AT-RTなどが存在する。
エンドアにも配備されているので、エンドアの戦いにも登場している。ダース・ヴェイダーの許へ投降してきたルーク・スカイウォーカーを運んできたのもAT-ATである。