Σsystem
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Σsystem(シグマシステム)は、株式会社パスカルが開発したカラオケ機器統合システム。互換性のない複数の機種を一括集中管理し、専用端末を各部屋に配備することで一部屋一台での利用を可能にした。導入店舗では関東圏のパセラが有名だが、愛媛県のキスケカラオケWAO等にも設置されている。 最大接続の場合の総曲数は150,000曲以上。
[編集] 動作原理
店舗のマシンルーム内には下記に記載したカラオケ機器が複数台設置されている。Σsystemは選曲の仲介を行い、客室のリクエストを元に設置機器にリクエストを発行、再生が始まると機器と部屋を繋ぐという仕組みになっている。その為、リクエスト時に機器の空きが無い場合には次曲へスキップされる場合がある。これは特に特定機種にしか無い上に機種自体が人気なHyperJoyやDAM専用の曲の場合に顕著で、店内の混雑具合によっては10曲以上待たされる場合もある。
[編集] 搭載機種
チェーン・店舗によって、以下の機種でも搭載されていないことがある。
- JOYSOUND, HyperJoy, HyperJoy V2(エクシング)
- DAM(第一興商)
- UGA, U+, B-kara(BMB)
- neon R2(BMB)
- セガカラ(セガ・ミュージック・ネットワーク)
- X2000,Lavca(タイトー)
- U-kara3, V-BeMAX's(BMB)
- 孫悟空(ビクターレジャーシステム)
- SynCom(ワキタ)
- GIGA(ギガ・ネットワークス、撤退によりパセラが権利を購入)
- 第一興商LD
- 東映アニメLD