いたちごっこ
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二人一組となり、「いたちごっこ」「ねずみごっこ」と言いながら相手の手の甲を順につねっていく。両手が塞がったら一番下にある手を上に持っていき、また相手の手の甲をつねるという終わりの無い遊びなので、転じて「埒があかず、きりがない」ことも指すようになった。
「やったらやり返す」の繰り返しのこと。いたちごっこが起こる背景には、二つの対局する立場が存在する。片方がもう片方に対し何かを行うと、やられたもう片方の側は同じ方法か、手口を変えて片方に何かをやり返す。そうしてまたやられた側は手口を変えてもう片方へやり返す。これはやっていくうちに学習していく人間の特性上、手口が次第に巧妙になっていくのが特徴である。またこれが繰り返されていくと両者とも疲弊することとなり、不毛である。また第三者のみが不利益を被ることとなり、結果として良いものが残らないのが特徴。