こく (方言)
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こくとは、言う、する、などを表す方言である。
九州地方や関東~越後、東北地方など比較的幅広い範囲で使われる。
「嘘こく」(嘘を言う)「じょっぱりこく」(強がりを言う)など、あまり良い意味で使われる事は少なく、主として蔑みや自嘲、批判の際に用いられる事が多い。
「嘘こく」を例にとると変化形として「嘘こけ」(否定:嘘つくな)や「嘘こき」(断定:嘘つき)などと用いられる。
尚、九州地方では「こく」単独で「性交する」という意味を持ち、「こきたい」は「セックスしたい」、「昨日こいた」と言えば「昨日セックスをした」との意味になる。「昨日かいた」では「昨日オナニーした」との意味である。