こわいわるいうさぎのおはなし
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こわいわるいうさぎのおはなし(The Story of A Fierce Bad Rabbit;1906)は、ビアトリクス・ポター作の絵本である。
[編集] あらすじ
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
見た目にも性格が荒そうな、こわい わるいうさぎ は、ベンチに座っていた おとなしい いいうさぎ が持っていたニンジンを欲しくなり、奪い取る。更に いいうさぎ を引っ掻いたので、いいうさぎ は逃げ出して穴の中に隠れる。そこに、ハンターが通りかかる。そしてベンチに何かいるのを見つけ、鳥だと思って近づいて鉄砲を撃つ。ハンターがベンチのそばまで来てみるとそこにはニンジンと白くてふさふさしたものと長い毛のようなものがあるだけだった。いいうさぎ が穴から外を窺っていると、(怖そうな雰囲気を醸し出していた)ヒゲも尻尾も無くした わるいうさぎ が走って通り過ぎていった。