とん税
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とん税 (とんぜい) は、とん税法(昭和32年3月31日法律第37号)に基づいて、外国貿易船の開港への入港に対して課される日本の税金。港湾施設などの行政サービスを受けること対する応益的な税である。
とん税の納税義務者は原則的には外国貿易船の船長であるが、税関長の承認を受けた場合には代行者や運航者が納税義務者となることもできる。
とん税の課税標準は外国貿易船の純トン数に応じることとされ、税率は、次のとおりである。
- 開港への入港ごとに納付する場合 純トン数1トンまでごとに16円
- 開港ごとに1年分を一時に納付する場合 純トン数1トンまでごとに48円
なお、現行とん税法の前身は、1899年(明治32年)に公布された噸税法である。
[編集] 税収の推移
財務省の統計を参照(単位:100万円)
- 平成14年度 8,725
- 平成13年度 8,557
- 平成12年度 8,843
- 平成11年度 8,705
- 平成10年度 8,557
- 平成9年度 9,206