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ぬっぺふほふは、死んだ人の肉が何らかの力で集まってできた肉の塊の妖怪。古くは中国の奇譚集捜神記に登場し、日本でも白沢図など度々文献に登場する。日本での主な呼び名はホウ。
子供の背丈ほどで、人の形をしているが、目鼻口などは肉に埋もれている。食べれば不老不死になると言われている。主に夜に江戸の町を歩き回る。人を襲う事は特になく、非常に大人しい性格の持ち主である。ちなみに特に服(この時代では着物)は着ておらず、裸であるが着物を着せるとぬっぺらぼうというもう一つの姿になるらしい。