ねないこだれだ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
ねないこだれだは、絵本作家・せなけいこ作の絵本。初版は1969年。以来、順調に版を重ね、累計170万部を達成。現在も福音館書店から発売中のロングセラー絵本である。
[編集] ストーリー
基本的には、夜遅くまで起きている子どもを寝かしつけるための「教育絵本」という位置付けである。
絵はすべて「ちぎり絵」で表現され、それが独特のタッチをかもし出している。
夜遅くまで起きていると、表紙にも書かれている「お化け」が子どもをさらいにきて、空の彼方まで連れて飛んで行ってしまう…という、少々ブラックな結末で終わってしまう話なのだが、絵柄の妙ともあいまって不思議な読後感を植えつけられる。
[編集] Web上でのブレイク
ふたば☆ちゃんねるという名称の画像主体匿名掲示板において、夜になってもなかなか寝ようとしない掲示板住民(=「ねないこ」)たちを牽制・揶揄する意味で、この絵本の表紙に描かれているお化けのキャラクターを用いたコラージュ画像がアップロードされた。それを見て面白がった他のユーザーが、一斉にこのお化けを題材にしたコラージュ・パロディ画像を作成し始め、ウェブ上ではふたば☆ちゃんねる発の一大ムーブメントにまで発展した。また、そこでアップロードされた画像を納めた『保管庫』なども存在する。