はんちんぐ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パーソナリティはフォークバンド「かかし」のバカボン鬼塚と菊池淳介(愛称きっくん)、そしてYBSラジオのバイトの女の子。毎週日曜夜10時から2時間の生放送。
目次 |
[編集] 概要
毎週、「今週のターゲット」つまり投稿のお題があり、それに沿った内容のはがきやメールを送る。番組へメッセージを送ると「ちんぐ」という名のポイントがたまるシステムがあり、100ちんぐ溜まるとパーソナリティのバカボン鬼塚セレクションのハンチングキャップがプレゼントされる。1回の投稿に対してのちんぐ数は特には決まっておらず、パーソナリティの独断(つまり面白ければおもしろいほど高ちんぐ)で決められる。年度末にちんぐ数がリセットされるが、リスナーからの不満も多い。また、プレゼントが多く、数回投稿すればかなりの確率でなにかしらのプレゼントがもらえる。YBSラジオにしてはちょっぴり裕福な番組である。
年に一度だけ番組名が「てんがろん」になり、かかしの二人にかわって「バーベキュー兄弟」がパ-ソナリティーをつとめる。番組のコーナーの名前も西部劇風にかわる。
[編集] 現在のコーナー一覧
[編集] ランキングはんちんぐ
番組独自のCDヒットチャートトップ5。オリコンのウィークリーランキングとさして変わりはない(気がする)。
[編集] Dr.湯浅の嘘はゆわんさぁ
スポンサーの「帝京西東京予備校」の人気講師「ドクター湯浅(湯浅弘一)」が毎週ある問題を出題し、約20分後までに答えを投稿するコーナー。正解者の中から10名に5ちんぐがもらえる。答えは「うそ」か「ほんと」の二つのみ。沖縄風のBGMにのって行われる。このコーナーの名物(?)の「おばあ」も登場する。
通常ドクター湯浅の声は事前収録したものを流すが、生出演する回もある。その場合このコーナー以外にもドクター湯浅が出演する場合もある。
[編集] シネマはんちんぐ
普通の新作映画紹介コーナー。聞いてるとちょっと見に行きたくなったりする。
[編集] A定B定
たくさんあるコーナーが不定期に毎週1つずつ登場するという画期的なコーナー。10時台後半の人気コーナー。コーナー数が多いため、長期間放送されないコーナーも存在する。
主なコーナー
- 突撃!いつもの晩ごはん
リスナーのいつもの「晩ごはん」(もちろん食べる晩ごはんではないが)を送り、そのグルメっぷりを競うコーナー。 言葉のチョイスが重要になってくる。
- フレーザーフレーザー
毎回ある曲の一部分(フレーズ)の前にしっくり来る言葉を送るコーナー。
- どきどき!レモンライム
女性がゲスト出演したときなどにまれに行われるコーナー。第1ラウンドは、女の子に2択の質問をして、その女の子がどちらを選ぶかを推理して投稿する。女の子が選択したものと自分が投稿したものが一致していれば10ちんぐもらえる。第1ラウンドは第1ラウンドで一致していた人のみが投稿可能。「~~の状況であなたはどういう言葉を言うか」的なお題が与えられ、その中で女の子が気に入ったもののみ合格。さらに10ちんぐもらえる。第3ラウンドも同様。すべてうまくいけば30ちんぐも荒稼ぎできるので、あまり行われない。
- スモールちんぐニュース
リスナーの最近起こった小さな出来事を一言(一行)で送るコーナー。
- ラジオネームイジリー
ラジオネームを変えたいリスナーが番組内で新しいラジオネームを募るコーナー。面白かった候補の中から結局は本人の否応なしにパーソナリティのかかしが独断で決める。なので、下ネタがいやな場合は事前に言っておかないと大変なことになる。
- バカリンピック
A定B定唯一の3段落ちコーナー。毎回お題に沿った内容から、金メダリスト(普通)、銀メダリスト(小ボケ)、バカメダリスト(大ボケ)のような感じでならべて送る。
- 投稿野郎Aチーム
A定B定唯一のチーム戦。「誰が」、「どこで」、「何をした」という3つのお題を別々(1つのみ)に投稿し、バカボン鬼塚が本番中に無作為に選び文章を作る、というコーナー。一見うまくいかなそうだが、パーソナリティのきっくんが「笑いの神様が降りてきた」と賞賛した日もあれば、ぐだぐだで終わった日もあり、好不調の波が激しいコーナー。
- 歌のお兄さん
一言で言えば「替え歌企画」。ある歌の歌詞の一部分の替え歌を考えて投稿してもらうコーナー。
- 日曜サスペンス劇場
自他共に認めるうざい少年探偵「コンナン」がさまざまな難事件を解決するコーナー。番組のオープニングで発表される手がかりを元にリスナーからの推理を募る、というコーナー。
- Dr.湯浅診療所
Dr.湯浅こと湯浅弘一が数学の悩みや、進路などの悩みに答えてくれるコーナー。たまにふざけた相談も・・・。 ...etc
[編集] ナヤミ監督のナヤミの言葉
11時の時報のあとに始まるコーナー。ナヤミジャパンのイビチャ・ナヤミというようにオシムジャパンのマネをしている。
[編集] ちんぐ王決定戦「C1グランプリ」
別項参照
[編集] ダジャレ狼
禁断の投稿コーナー。とにかくおもしろい(くだらない)ダジャレを送ればいいのである。毎週優秀者には「ダジャレ狼」の称号が与えられ、スポンサーの「グランパーク東宝8」のペアチケットがプレゼントされる。5回「ダジャレ狼」を獲得すると番組特製「銀のハンチング帽」がプレゼントされる。最も初心者が参加しやすいコーナー。投稿量が非常に多く、かといって選ばれた作品が特別面白いわけではない。つまり、読まれるにはほとんど運任せということになる。
すでにこのコーナーを卒業(というか引退)している「はーちゃん」にあこがれているリスナーである、ひーこ、ふうたろう、へーやん、ほうすけ(ラジオネーム)が、「はひふへほファイブ」というグループを組んだが、ネタが読まれずに落選するなど、どうも空振りに終わっている。
2006年夏あたりからお題が「苗字」に固定されている。
このコーナーは後日765ポッドキャスティングで配信される。
[編集] スタッフ(※その他)
- ディレクターの山田
- エコー兄やん
- ちぃ兄やん
- バイトあんな
- バイトゆうか
- バイトあいこ(ラブ子)
- バイトへやちゃん
- ハッピー吉田
[編集] 主なメール(はがき)職人
- きり(無冠の帝王)
- ドン・マーシー(韮崎の鉄道マニア)
- ガンタンク(胃腸が弱いピン芸人)
- くみ(2代目ちんぐ王)
- ストロングマシン69号(アダルトリスナーの代表)
- お葉書君(カラオケ大好きっ子2003→PERやん→Pちゃん→P様→お葉書君→はーちゃん)
- とりひこ737-700(日本の空港を駆け巡る飛行機ヲタ)
[編集] ちんぐ王決定戦“C1グランプリ”
11時台のリスナー参加型人気コーナー。番組ホームページなどで実施された筆記試験の上位16名が電話で番組に出場し、その面白さを競うトーナメント戦。3ラウンドあり、2ラウンド先取で勝敗が決まる。判定はかかしではなくスタッフが行う。(第1回のみ、当時のちんぐ獲得数上位12名が出場できた)
[編集] 歴代ちんぐ王
- 第1代目:ラジオネーム「麻布二十番」
- 第2代目:ラジオネーム「くみ」
- 第3代目:ラジオネーム「とっとこ浜太朗」
- 第4代目:ラジオネーム「くみ」(2回目)
- 第5代目:ラジオネーム「HB」
[編集] 歴代の決勝出場者
(決勝トーナメントでの順位。優勝者は除く。同順位内は順不同。)
順位 | 第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 |
2位 | ヨーダ2世 | ただいま考え中(2回目) | くみ(2回目) | HB |
ベスト4 | 毒きのこ | 麻布二十番(2回目) | ガンタンク(2回目) | アニシ |
ミート君 | セメント大好き少年(2回目) | ゲチャゲチャ | 濃紺マッチョ(3回目) | |
ベスト8 | セメント大好き少年 | 電光石火 | レイヴン | ストロングマシン69号(3回目) |
きり | ピチピチ王国 | Yesman | いりエモン | |
フレッシュドレッシング | 上州のてっちゃん | ヒロタン | ゲチャゲチャ(2回目) | |
ただいま考え中 | ガンタンク | セピア | きり(4回目) | |
ベスト16 | ご飯に乾杯っ! | 花輪 | きょう | ウイニングイレブン |
まこft | あすかりあ | 濃紺マッチョ(2回目) | 全長17メートル | |
ひょっとこ | ストロングマシン69号 | ちゅう | シルビア | |
クロフネ | 濃紺マッチョ | ストロングマシン69号(2回目) | ちゅう(2回目) | |
he-he- | KA.TU | セメント大好き少年(4回目) | ||
きり(2回目) | きり(3回目) | くじら | ||
デーブ大ねこ | 浅草ナイスガイズ30号 | ヒロタン(2回目) | ||
バテンカイトS | セメント大好き少年(3回目) | とっとこ浜太朗(2回目) |
「おっさんは勝てない」というジンクスが存在する。不定期に開催され、終了した後しばらくは「お悩み相談コーナー」となる。とにかく出場者によって面白さが大きく左右されるコーナーである。 ある関係者からの情報によると、第二回の大会で惜しくも準優勝だったリスナーは、面白くなくてはいけないというイメージがついているため、100点満点くらいのネタではないと普段のターゲットで読まないとか、そうじゃないとか・・・。
[編集] ネタ祭り
不定期に、ターゲットに代わって「ネタ祭り」が行われる。これは、一部分だけが隠されたお題を、おもしろくもじって投稿するというもの。
最もおもしろかった解答を「正解」とし、10ちんぐが与えられる。な お、お題は3回替わるので、うまくいけば多くのちんぐを獲得できる。
ちなみに、ネタ祭りのある週はA定B定は休みになる。
[編集] 過去(もしくは休止中)のコーナー
[編集] コタエもん
11時台のお悩み相談コーナー。バカボン鬼塚扮する未来のロボット「コタエもん」が、友達のきっくん扮する「きく太君」と一緒にリスナーの悩みを解決するコーナー。悩みの答えは「へぇ~」や、「ふ~ん」など適当なこともしばしば。それが影響して、投稿量が非常に少ないが、人気がないわけではない。第3回C1グランプリ開始に伴い終了したが、同大会が終了するとリスナーの予想を裏切りなぜか再開した。しかし、2005年4月24日の放送で13代目きく太が登場し「コタエもんは実は未来で捨てられていたロボットだ」と暴露、未来に持って帰ってしまった。というわけでこのコーナーはひとまず終了となる。
ちなみにコタエもんの動力源は「単二電池」らしい。
[編集] 妄想戦隊オナレンジャー
「はんちんぐ」放送以来一番長く続いた人気コーナー。自分で勝手に物や有名人になりきり、いろんなことを妄想して、その内容を投稿するコーナー。毎週優秀者に「オナキング」の称号が与えられ、5回「オナキング」の称号を獲得すると「グランドオナキング」つまり殿堂入りとなり、番組特製「金のハンチング帽」がプレゼントされる。
- 歴代グランドオナキング
- 第1代目:ラジオネーム「ガンタンク」
- 第2代目:ラジオネーム「セメント大好き少年」
- 第3代目:ラジオネーム「とっとこ浜太朗」
- 第4代目:ラジオネーム「南甲」
- 第5代目:ラジオネーム「カーやん」
「レンジャー」なのでもちろん5色の「レンジャー」がいて、投稿の内容によって色を選択する。
- オナレンジャーレッド 「『怒り』担当」
- オナレンジャーブルー 「『嘆き』担当」
- オナレンジャーイエロー「『ハッピー』担当」
- オナレンジャーグリーン「『疑問』担当」
- オナレンジャーピンク 「『お色気』担当」
変則技に「有名人が有名人になりきったらどんな妄想をするか」というものもある。番組が全面的にリニューアルしたときもこのコーナーだけは残したほど人気があったが、送ってくる投稿のほとんどが「ダジャレ」になってしまったため、パーソナリティのバカボン鬼塚の独断で惜しまれながらも打ち切り。その後「ダジャレ狼」がスタートした。1回だけA定B定内で復活したことがある。
[編集] カウントダウンイエネー
バカボン鬼塚扮する「オバヤシカツヨ」が司会を務める音楽ランキングコーナー。毎回意味不明なお題(「クリスマスの夜に家に帰ったらカレーのにおいがして『なんだよ、今日はカレーかよ』と思ったらお母さんが含み笑いを浮かべながら『今夜はチキンカレーよ』と言われたときに聞きたい曲」など)を元に「オバヤシカツヨ」が独断でランキングをつける「オバヤシカツヨ」にはじまり「オバヤシカツヨ」に終わるコーナー。わけのわからなさと「オバヤシカツヨ」のから回りっぷりが受けて一部リスナーから絶大な人気を得るが、その他のリスナーからは人気を得られず、コーナーの中で一番早く打ち切りとなった。
[編集] ちんぐねっと菊池
ジャパネットたかたをモチーフにしたラジオ通販。ただ一つ違うのは「ちんぐ」で支払うというもの。普段は手に入れられないお宝(アナウンサーの私物など)がちんぐで手に入る。ちんぐがなくてもちんぐ銀行が貸してくれる。
[編集] バカボンの壁
スポンサーの「帝京西東京予備校」の人気講師「ドクター湯浅」が毎週ある問題を出題し、約20分後までに答えを投稿するコーナー。正解者の中から10名に5ちんぐ(難易度によって誤差あり)、さらにその中から3名に帝京西東京予備校オリジナルグッツがもらえた。頭が固い人には難解な問題が多かった。 このコーナーではリスナーと同時にきっくんも問題に挑戦しており、彼が3週連続で正解できないと罰ゲームが執行される。この罰ゲームは最終回に執行された。
[編集] ナヤミ・キャンベルの“ナヤミ・キャンベル”
日本語が少し苦手なナヤミ・キャンベルがお送りするお悩み相談コーナー。口癖は「ナヤミよ」(悩みコーナーはいつも定番になっている)