ひさい版仮装大笑
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ひさい版仮装大笑(ひさいばんかそうたいしょう)は、三重県の旧久居市(現津市)において、毎年10月頃に行われる久居まつりのメインイベントである。開催に当たっては日本テレビ仮装本部のサポートも受けており、地方都市と侮れない本格的なイベントである。なお、「仮装大笑」であって「仮装大賞」でない点に注意すること。
[編集] 概要
久居では、昭和30年頃から毎年秋に、陸上自衛隊第10師団第33普通科連隊及び航空自衛隊笠取山分屯基地と地域住民が一体となって市街地仮装パレードが行われていた。毎年、仮装パレードのテーマを昔話や童話から選んで、装飾を施した自衛隊車両や仮装した自衛隊員たちが市街地パレードを繰り広げるものであった。久居は旧陸軍の駐屯によって繁栄した街であり、現在においても住民と陸上自衛隊との結びつきは深くいわゆる軍民の対立の構図はほとんど見られないが、軍民一体となったパレードを批判する他地域からの声や不景気によるお祭り費用の調達困難も加わり、平成13年度を持って終了となった。
しかしながら、長年の仮装パレードにより「久居」といえば「仮装」というイメージが地域社会にも住民にも定着しており、平成14年度から仮装パレードに代わって「ひさい版仮装大笑」が行われている。「ひさい版仮装大笑」の参加者が欽ちゃんの仮装大賞第71回と第72回に第77回に参加し第72回大会では第3位を受賞、第77回では、自衛隊として航空自衛隊が初出場し、技術賞を獲得するなど、本格的なイベントになっている。
なお、ひさい版仮装大笑に優勝しても欽ちゃんの仮装大賞に参加するには地方予選を通過する必要がある。