わが子・スーパーマン
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『わが子・スーパーマン』は、藤子・F・不二雄の読切漫画作品。1972年(昭和47年)「ビッグコミック」3月10日号に掲載された。80年代後半にアメコミで扱われ始めた「ヒーロー活動の問題点」を70年代初頭にハッキリと描いてみせた点に藤子・F・不二雄の観察眼の鋭さを感じさせる。同じテーマを扱った作品にウルトラ・スーパー・デラックスマン、中年スーパーマン佐江内氏などがある。
[編集] ストーリー
物語の舞台である夕日台では、近頃通り魔が続出している。その犯人とは、子供のように小柄で、怪力を持ち、空中から現れ、テレビのヒーローのような格好をしているという。主人公は犯人に思い当たる点があった。その犯人とは・・・。
[編集] 登場人物
- パパ
- 主人公。通り魔が現れるときには、いつもわが子であるタダシがいないという事に気付く。ある日タダシの後をこっそり追いかけてみるのだが、タダシが姿を消してしまう場所で、七五三の時に作ったウルトラファイターの衣装を見つける事になる。容貌は『ドラえもん』の野比のび助と同じ。
- ママ
- 主人公の奥さんで、タダシの母親。物事に対して割と鈍感。
- タダシ
- 主人公の息子で、小学生。木曜日放送のヒーローものの「ウルトラファイター」の大ファン。「正義感」がとても強いが、それは所詮、幼い子供が持つ正義感である。
- さっちゃん
- タダシの友達。母親が通り魔に襲われる。