アウトテイク
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アウトテイク(outtake)とは、映画で最終編集のなされた完全版で使われなかったシーンやショットを指す。
いわゆる残り物フィルムで "Leftover footage" とも言う。使用しない理由は、質の悪さや長さ、あるいは試写会での反応のためであり、またシーン撮影中思い描いたのとは違った解決法が編集で見つかるためでもある。
より厳密な用法としてしばしばアウトテイクは映画のファイナル・カット(最終版)から削除されるカットをいう。また、アウトテイクの素材は映画のディレクターズ・カットを作ったり、DVD商品の素材として再利用されることもある。