アディスアベバ
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アディスアベバ (አዲስ አበባ 、Addis Ababa) は、エチオピアの首都。エントト山の麓、標高2,400mに位置する。アディスアベバとはアムハラ語で「新しい花」を意味する。気候は高山気候(常春型)。現在の人口はおよそ300万人。
[編集] 歴史
1886年にエチオピア皇帝メネリク2世(在位:1889年 - 1913年)により建設された。場所は皇妃のタイトゥ・ベトゥルが選んだ。
1936年には、イタリア軍により占領され、イタリア領東アフリカ帝国の首都となった。その後第二次世界大戦時にイギリス軍が侵攻し、ハイレ・セラシエ1世が1941年5月5日にアディスアベバに戻り、首都再建を始めることとなった。
学問の中心地としてアディスアベバ大学(正式にはハイレ・セラシエ1世大学)がある。
アフリカ統一機構(OAU)の発展解消に伴い、2002年にアフリカ連合(AU)の本部が設置された。
[編集] 交通
外国からの交通には、ボレ国際空港や隣国ジブチと結ぶ鉄道がある。
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