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アトバラ川(Atbara)とは、エチオピア北西部からスーダンの東にかけて流れるナイル川の支流。全長約805km。
6月から10月までの雨季以外はほとんど水は流れていない。エチオピアでは源泉の近くではタカッゼ(Takazze)、エチオピア西部やスーダン東部ではセティット(Setit)と呼ばれている。ナイル川が地中海に流れ込む前に合流する最後の支流である。
1964年に灌漑のため、カシム=エル=ギルバ(Kashm-el-Girba)にダムが作られた。