アドルフの画集
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『アドルフの画集』(原題:MAX)は、2002年のハンガリ、カナダ、イギリス合作映画。上映時間108分。 1918年のミュンヘンを舞台とし、独裁者として世界を揺るがす以前のアドルフ・ヒトラーを様々な視点から描いている。
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[編集] スタッフ
- 監督・脚本: メノ・メイエス en:Menno Meyjes
- 製作 : デイモン・ブライアント en:Damon Bryant 、アンドラス・ハモリ en:Andras Hamori
- 撮影 : ラホス・コルタイ en:Lajos Koltai
- 音楽 : ダン・ジョーンズ en:Dan Jones
- 美術 : ベン・ファン・オズ en:Ben van Os
[編集] キャスト
- マックス・ロスマン - ジョン・キューザック en:John Cusack
- アドルフ・ヒトラー - ノア・テイラー en:Noah Taylor
- リセロア - リーリー・ソビエスキー en:Leelee Sobieski
- ニーナ・ロスマン - モリー・パーカー en:Molly Parker
- キャプテン・マイヤー - ウルリク・トムセン en:Ulrich Thomsen
[編集] 劇場公開
2004年2月7日日本公開。配給は東芝エンタテインメント。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
舞台は1918年のドイツ、ミュンヘン。絵に対する自信以外全てを失った若き日のアドルフ・ヒトラーは、戦争で片手を失い今は画廊を経営しているマックス・ロスマンと出会う。マックスはアドルフに全てを絵に注ぎ込めと助言する。時を同じくして、自分の演説の才能に気づいたアドルフは前途多難だが魅力的な絵画の道へ進むのか、それとも政治の道へ進むのか分かれ道に立たされる。周囲の人間を巻き込みながら、その瞬間確実に時代の方向は変わった...。