アラン・ホワイト
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アラン・ホワイト(Alan White、1949年6月14日 - )はイギリス出身のドラマー。
1972年に加入したイエスでのメンバーとしての活動が有名だが、それ以前にも数々のセッション活動を行い、キャリアを積んでいた。例として頻繁に引用されるのがプラスティック・オノ・バンドでのセッションであり、ジョンから電話だ、と言われて出たらジョン・レノンだったというエピソードは、アラン本人がビデオ・ドキュメント「イエス・イヤーズ」のインタビューで披露している。
キング・クリムゾンに加入するため脱退したビル・ブラッフォードの後任としてイエスに加入したアラン・ホワイトのドラム・スタイルは、良くも悪くもセッション畑出身者にありがちな、堅実でクセの無い演奏であり、ジャズのスタイルに根ざした個性の塊りの様なビル・ブラッフォードとの演奏スタイルの違いが、当初物議をかもしていた。だが、それにも関わらず、その後長期に渡ってイエスのメンバーとして活躍し、数々のアルバムでその安定したドラム演奏を披露している。
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