アレックス・シアラー
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アレックス・シアラー(ALex Shearer)はイギリスの小説家。1949年生まれ。 イギリスのサマセット州在住。 30以上の多くの仕事を経験後、29歳にテレビのシナリオで認められテレビ、映画、舞台、ラジオ劇の脚本家として14年間活躍し、その後、小説執筆に専念。 処女作は「The Dream Maker」。 特に児童冒険小説に人気があり、世界的なベストセラー作家として評価が高い。 (求龍堂の紹介ページを参照) 求龍堂から出版されている「青空のむこう」「13ヶ月と13週と13日と満月の夜」 「チョコレート・アンダーグラウンド」「スノードーム」の4部作での 日本での販売部数は、100万部を突破。 「チョコレート・アンダーグラウンド」は、児童冒険小説でありながら、ロングテイル型でじわじわと現在20万部に近づいている。 読者構成も、女子中高生が3割。20台女性が2割で、男女比でも75%が女性である。日本の若い女性に圧倒的な人気がある。 この人気の影響で近々アニメ化されるとの話である。 またシアラー氏の日本デビュー作となる「青空のむこう」は、国語教科書(中学1-3年)の巻末にお薦め本として推薦されている。 出版元が、マス広告を使わない方針で販売してきたために、TVなどのマスメディアでの露出量は極めて少ないが、堀北真希や上野樹里など旬な女優のほか多くの文化人が「お気に入りの本」としてシアラー氏の作品をコメントしていて、口コミ効果で、日本での知名度は実は高く、根強いファンを獲得している。 大型書店では、シアラー氏の作品を扱う棚が出来ているほどである。 2007年、熱烈な読者である上野樹里がNHKハイビジョンの番組で、イギリスに行き、シアラーへのインタビューに成功している。