アンドリス・ビエドリンシュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アンドリス・ビエドリンシュ(Andris Biedriņš, 1986年4月2日 - )はラトビアのバスケットボール選手。首都リガ出身。アメリカプロバスケットボールリーグNBAのゴールデンステイト・ウォリアーズに所属している。ポジションはC/F。身長211㎝、体重111.1kg。アメリカ国内ではAndris Biedrins表記が一般的である。
目次 |
[編集] 経歴
[編集] NBA
若くしてラトビア国内リーグでプレイした後、2004年のNBAドラフトにおいてゴールデンステイト・ウォリアーズから全体11位指名を受けてNBA入りした。ラトビア人選手としては、1992年にミネソタ・ティンバーウルブズでプレイしたGundars Vetra以来、2人目の選手になった。2004-2005シーズンは、11月5日のユタ・ジャズ戦でデビュー。わずか18歳7ヶ月でのデビューは、ウォリアーズ史上最も若い記録だった。このシーズンは30試合出場で平均3.6得点、3.9リバウンドを記録した。翌2005-2006シーズンは15分近い出場時間を確保。依然トロイ・マーフィーやエイドナル・フォイルの控え選手としての出場だったが、成績は昨年よりもわずかながら上昇した。
2006-2007シーズンはドン・ネルソンが11年ぶりにウォリアーズのヘッドコーチに就任。長らくプレイオフに進出できず苦しんでいたチームの再編が迫られることになった。ビエドリンシュは開幕から20分の出場を果たすと、3試合目から先発に定着。インサイドの要としてダブルダブルを記録するなど着実に成長を遂げており、評価も上がっている。
[編集] プレイスタイル
欧州出身のインサイドプレイヤーながら、外郭のシュートよりもローポスト(ゴール付近)でのプレイを得意にする。身体能力は高く、ブロックショットを決める能力も備えている。またフィールドゴールは高確率であり、オフェンスリバウンドも得意にしている。フリースローはキャリア平均5割に届かず、非常に低い。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: ラトビアのバスケットボール選手 | 1986年生 | リガ