イベンダー・ホリフィールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| [[画像:|200px]] |
|
| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | イベンダー・ホリフィールド |
| あだ名 | ザ・リアルディール |
| 階級 | ヘビー級 |
| 国籍 |  アメリカ合衆国 |
| 誕生日 | 1962年10月19日 |
| 出身地 | アメリカ、ジョージア州、アトランタ |
| 命日 | |
| 死地 | |
| スタイル | オーソドックス |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 48 |
| 勝ち | 38 |
| KO勝ち | 25 |
| 敗け | 8 |
| 引き分け | |
| 無効試合 | |
イベンダー・ホリフィールド（Evander "The Real Deal" Holyfield, 1962年10月19日 - ）は、プロボクサー。アメリカ合衆国のアラバマ州出身。1990年代における世界最強ボクサー。4度世界ヘビー級チャンピオンになる。身長188cm、リーチ197cm。
ロサンゼルスオリンピック (1984年)銅メダリスト。 クルーザー級統一チャンピオンを返上し、ヘビー級戦線に加わる。 強打・大柄な相手にも真っ向勝負を挑み、決して諦めない試合運びは「リアルディール」と呼ばれ、観客に感動を与えた。しかし、対戦したジョージ・フォアマンから「ホリフィールドほどダーティーな選手はいない」と批判されたこともある。
1997年の「マイク・タイソン耳噛み事件」の被害者であり、彼に右耳の一部を噛みちぎられている。 ちなみに、ホリフィールド自身もアマチュア時代に対戦相手に噛みついた事が後に発覚している。
[編集] 略歴
- 1984年 プロデビュー。
- 1986年 ドワイト・ムハマド・カウィに判定勝ちし、WBA世界クルーザー級タイトルを獲得。
- 1987年 リッキー・バーキーに3ラウンドKO勝ちし、IBF世界クルーザー級タイトルを獲得。
- 1988年 カルロス・デ・レオンに8ラウンドTKO勝ちし、WBC世界クルーザー級タイトルを獲得。3団体のタイトルを統一。タイトルを返上し、ヘビー級に転向。
- 1989年 元WBA世界ヘビー級王者のマイケル・ドークスを10ラウンドTKOで破り、WBC米大陸ヘビー級タイトルを獲得。
- 1990年 ジェームス・ダグラスを3ラウンドKOで破り、統一世界ヘビー級タイトルを獲得。2階級制覇。3度防衛。
- 1992年 リディック・ボウに判定負けし、タイトルを失う。
- 1993年 リディック・ボウに判定勝ちし、WBA・IBF世界ヘビー級タイトルを獲得。
- 1994年 マイケル・モーラーに判定負けし、タイトルを失う。
- 1996年 マイク・タイソンに11ラウンドTKO勝ちし、WBA世界ヘビー級タイトルを獲得。（3度目の返り咲き）
- 1997年 マイケル・モーラーに9ラウンドTKO勝ちし、IBF世界ヘビー級タイトルを獲得。
- 1999年3月、レノックス・ルイスのもつWBC世界ヘビー級タイトルに挑戦するが、引き分けに終わる。このあたりから、スピードに衰えが見られ始めた。
- 11月、レノックス・ルイスに判定負けし、タイトルを失う。
- 2000年 空位のWBA世界ヘビー級タイトルをジョン・ルイスと争い、判定勝ちで獲得。（4度目の返り咲き）
- 2001年3月、ジョン・ルイスに判定負けし、タイトルを失う。
- 12月、ジョン・ルイスのもつWBA世界ヘビー級タイトルに挑戦するが、引き分けに終わる。
- 2002年 クリス・バードと空位のIBF世界ヘビー級タイトルを争うが、判定負け。
- 2004年 ラリー・ドナルドとマイナータイトルをかけて対戦するも判定負け。引退勧告を受ける。
- 2006年 まさかの現役復帰。復帰戦を2ラウンドTKOで飾る。
- 2007年 過去に2度世界に挑戦した事があるフレス・オケンドの持つUSBA全米ヘビー級王座に挑戦。1ラウンドに王者からダウンを奪うなどして12ラウンド判定勝ちをおさめ、USBA全米ヘビー級王座を獲得した。
戦績 46戦37勝 (25KO) 6敗2分（2003年10月現在）
