イラーハーバード
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イラーハーバード (Allahabad, इलाहाबाद / إلٰه آباد Ilāhābād)は、インド北部ウッタル・プラデーシュ州の都市である。人口101万人。
日本では英語名称に由来するアラハバードという表記が多いが、現地での名称はアラビア語の「イラーヒ」(「神」:イスラームなどのセム系一神教における「(唯一絶対の)神」ではなく、一般名詞としての「神」)を冠したものである。これはムガル皇帝アクバルが提唱した「ディーネ・イラーヒー」という思想・信仰に由来している。
ガンガー(ガンジス川)とヤムナー川の2つの大河(伝説上では地下を流れているとされるサラスワティー川も加えて3つ)が合流するヒンドゥー教聖地、サンガムが街の直ぐ近くに位置している。