イリマニ
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イリマニ | |
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標高 | 6,439 m |
位置 | 南緯 16° 39′ 西経 67° 48′ |
所在地 | ボリビア・ラパス県 |
山系 | アンデス山脈レアル山群 |
種類 | |
初登頂 | ウィリアム・マルチン・コンウェイ (イギリス: 1898) |
イリマニ(IllimaniまたはNevado Del Illimani)は南米ボリビアのアンデス山脈レアル山群(Cordillera Real)にある山。ボリビア中央部のラパス県にあり、レアル山群を含むアンデス山脈の東山脈(Cordillera Oriental)の最高峰。(アンデス山脈の最高峰はアコンカグア。ボリビアの最高峰はサハマ。)4つの鋭峰を持ち、最も高い南峰は標高6,439m。標高4,500m以上は万年雪に覆われている。残る3つのピークは、北峰(デ・パリス峰De Paris)6403m・ライカ・クリュ峰Layca Kullu6149m・ピコ・デル・インディオ峰Pico Dei Indio6109mとなっている。(標高は、資料によって異なるがボリビア国内で販売されている複数の地図の数字を採用した)
ボリビアの事実上の首都ラパス市の南東約30kmあまりに位置し、晴れていれば市内どこからでもその姿を大きく眺めることができる。このため、古くから信仰の対象になるなど、重要な意味を持って扱われている。ボリビアではアンデスの神話の中の最高神インティを表すものとしてとらえられている。
また、多くのアンデスフォルクローレに歌われている。そのほとんどが山の美しさや偉大な自然を讃える歌詞であり、国の誇りとして歌い上げられる。
なお、この山の名を冠した「インティ・イリマニ」(Inti-Illimani)というフォルクローレの有名なグループがあるが、このグループはボリビアではなくチリのグループである。