インドコブラ
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?インドコブラ | ||||||||||||||||||
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![]() インドコブラ |
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Naja naja (Linnaeus, 1758) | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
インドコブラ | ||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||
Indian Cobra |
インドコブラ Naja naja は、有鱗目・ヘビ亜目・コブラ科に分類されるヘビの一種。インドに生息する。有毒。
[編集] 特徴
全長100-150cm。体色はクリーム色で、フードの背中側に大きな二つの目玉模様を持つ。鎌首をもたげると、その目玉模様が大きく広がり、敵に対する威嚇となる。そのため、中国語圏では、眼鏡蛇と呼ばれている。
インドの水辺、草原、森林、農耕地などに生息する。特に農耕地に多く、ネズミなどの巣穴に住みついていることが多い。そのため、噛まれる被害が多く、インドでは毎年一万人ほどが本種に噛まれているという。 餌は小型の脊椎動物で、特にネズミが好物。素早く毒を撃ち込み、神経毒で麻痺させ、そして死亡した獲物を注意深く調べてから、頭から飲み込む。
[編集] 毒
毒は強力な神経毒で、毒量も多い。また、農耕地に生息するため、人が噛まれる被害が多く、危険な毒蛇として恐れられてきた。しかし、現代では研究が進み、血清による治療技術も発達してきたため、死亡率は低い。
インドでは、四大毒蛇の一種として恐れられている。ちなみに、残りの三種はアマガサヘビ、ラッセルクサリヘビ、カーペットバイパーである。
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