インドシナオオスッポン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
?インドシナオオスッポン | |||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Amyda cartilaginea (Boddaert, 1770) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
インドシナオオスッポン | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Asiantic soft-shelled turtle |
インドシナオオスッポン(印度支那大鼈、Amyda cartilaginea)は、爬虫綱カメ目潜頚亜目スッポン科インドシナオオスッポン属に分類されるカメ。本種のみでインドシナオオスッポン属を形成する。
目次 |
[編集] 分布
インドネシア(ジャワ島、スマトラ島、ボルネオ島)、タイ、マレーシア、ミャンマー南部
[編集] 形態
最大甲長70cm。オスよりもメスの方が大型になる。和名ではオオスッポンとされるが、スッポン科最大種ではない。背甲は灰緑色や褐色。幼体には明色で縁取られた黒い斑紋や黄色い斑点、イボ状の突起があるが、成長に伴い消失する。
皮膚には黄色い斑点が点在する。
[編集] 生態
食性は肉食性の強い雑食性で魚類、両生類、昆虫類、甲殻類、貝類、水草等も食べる。
繁殖形態は卵生で、水辺の地面に穴を掘って卵を産む。
[編集] Status
VULNERABLE(IUCN Red List Ver.3.1(2001))
- ワシントン条約付属書II類
[編集] 人間との関係
生息地では食用とされることもある。食用の乱獲により生息数は減少している。
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。以前は主に幼体が流通していたが、2005年にワシントン条約付属書II類に記載されたされたため流通量は激減している。
[編集] 関連項目
カテゴリ: Vulnerable | カメ | 動物関連のスタブ項目