ウオノエ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウオノエ(魚の餌、学名cymothoa)は、甲殻綱等脚目ウオノエ科に属する魚の寄生虫の総称。代表的なものとしてはCymothoa exiguaがある。
アジ、タイ、サヨリなどの魚の口内やえら、体表面にへばりつき、体液を啜る。宿主の魚が息絶えると離れるため、魚を釣った後クーラーボックスの中を泳いでいるのを見かけることもある。またスーパーに売っている魚でも、稀に口などからウオノエが覗いていることもある。
日本におけるウオノエの研究はあまり進んでおらず、種類や宿主などについては不明な点が多い。このため、広島大学などではウオノエを見つけたら送ってほしいと呼びかけている。(外部リンク参照)。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 寄生虫 | 甲殻類 | 生物学関連のスタブ項目