ウボンラット
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ウボンラッタナカンヤー(旧名、ウボンラッタナラーチャカンヤー内親王、1951年4月5日 - )はタイ王国君主ラーマ9世(プーミポン・アドゥンラヤデート)とシリキット王妃の娘で第1子。外国人と結婚したため、王族籍は消滅したが、離婚したため、王族籍は戻っていないものの王族的な扱いを受けている。王族籍を保有していた時代の英語での称号はHer Royal Highness。
ウボンラッタナはラーマ9世の長女としてスイス、ローザンヌで誕生。少女時代には父親と共にヨットレースに出場するなどスポーツ好きであった。姉弟妹の中でも特に成績優秀でマサチューセッツ工科大学(MIT)に留学している。後にMIT在学中に知り合ったピーター・ラッド・ジェンセンと結婚したことにより王族籍が剥奪される(王室典範によるもの)。その後カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)で公衆衛生学を教え、ピーターとの間に3人の子供をもうけた。1998年には離婚しタイへ帰国。現在では、ラーマ9世の外戚として王族に準じた扱いを受けている。