ウワナベ古墳
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ウワナベ古墳とは奈良市の平城宮跡北方、法華寺町に存在する前方後円墳。宇和奈邊古墳とも綴られる。付近に存在する大小60あまりの古墳集団である佐紀盾列古墳群(ウワナベ古墳群)の東端に位置している。
明治時代には英国出身の大阪造幣局技師で登山家でもあるウィリアム・ゴーランドによって調査が行われた。英国への帰国後1897年に発表された論文「The Dolmens and Mounds in Japan」の対象となった古墳(名称は記されていない)は現在ウワナベ古墳であると比定されている。
[編集] 基礎データ
- 前方部幅 129.5メートル
- 後円部径 128メートル
- 全長 205.4メートル
- 前方部高 16メートル
- 後円部高 19.8メートル
[編集] 参考文献
- 『奈良県史跡名勝天然記念物調査抄報 奈良市法華寺町ウナワベ古墳群 大和第三、第四、第五、第六号古墳調査』奈良県 昭和24年