エドワード・ピッカリング
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エドワード・ピッカリング (Edward Charles Pickering,1846年6月19日 – 1919年2月3日)は、アメリカ合衆国の天文学者である。天文学者・ウィリアム・ヘンリー・ピッカリングの兄である。
カール・フォーゲルとともに、ピッカリングは最初の分光連星を発見した。
ハーバード大学天文台の所長として、写真技術を用いて、多くの天体のデータを集めて多くの重要な発見を行った。写真データの解析に多くの女性を雇い、それらの女性の中にはアニー・ジャンプ・キャノン、ヘンリエッタ・リービット、アントニア・モーリといった、後に天文学上の業績を挙げることになる女性も多く含まれていた。
[編集] 賞・叙勲等
[編集] 賞
- イギリス王立天文学会ゴールドメダル(1886年と1901年)
- ヘンリー・ドレーパー・メダル (1888年)
- ブルース・メダル (1908年)
[編集] 命名
ピッカリング兄弟の名を記念している。
- 小惑星:(784) Pickeringia
- 月のクレータ
- 火星のクレータ
カテゴリ: アメリカ合衆国の天文学者 | 1846年生 | 1919年没