エルズミーア島
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エルズミーア島(Ellesmere Island)はカナダの北東部にある島。北極海にあり、グリーンランドの西側に位置している。グリーンランドとは、最も狭いところで50kmに満たない海峡(ネアズ海峡)を挟んでいる。面積は196,235km²で世界で10番目に大きな島であり、カナダでは3番目に大きな島になる。
ヌナブト準州に属している。
この島はフィヨルドが良く発達している。また、地球上で最も北にある山脈のある島としても知られている。島の5分の1以上はQuttinirpaaq 国立公園として保護されており、7つのフィヨルドと多くの氷河地域が含まれている。ヌナブト準州における最高峰のバーボー・ピーク(Barbeau Peak 標高2,616m)は、島の大英帝国山地(British Empire Range)内に位置する。世界で最も北の山脈である、アメリカ合衆国山地(United States Range)は、島の北東地区にある。島の北端の突出部は、グラントランド(Grant Land)と呼ばれている。
[編集] 歴史
エルズミーア島には紀元前からイヌイットが生活していた。また西暦1000年頃にはヴァイキングが到来している。1616年にウィリアム・バフィンがヴァイキング以外の西洋人としては初めて島を発見した。1852年イギリスの航海者エドワード・イングルフィールドが島を探検し、フランシス・エジャートン(初代エルズミーア伯)にちなんで命名した。
[編集] 主な町
- ユーリカ
- グリーズフィヨルド
- アラート
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