オーケストラル・マヌヴァーズ・イン・ザ・ダーク
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オーケストラル・マヌヴァーズ・イン・ザ・ダーク(Orchestral Manoeuvres in the Dark)はイギリスのバンド。略称はOMD。このあまりにも長いグループ名は直訳すると「暗闇で演奏するオーケストラ団」。アンディ・マクラスキーとポール・ハンフリースの二人からなる。
当時流行のテクノ・ポップのユニットとして1980年にデビュー。「エノラ・ゲイの悲劇」がヒットする。この曲は日本ではテレビ番組「CNNデイウォッチ」のテーマ曲として使われたことでも知られた。1986年には「イフ・ユー・リーブ」のヒットも放っている。 Architecture&Morality所収の「オルレアンの少女」Joan of Arc (Maid of Orleans)は大幅なアレンジを施されてテレビ番組「国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉」のエンディングテーマとして使用されているが、権利関係、演奏者等の詳細は不明である。ちなみに同曲は「メイド・オブ・オルレアン」と紹介されることもあるが、あえて指摘すれば「メイド・オブ・オーリーンズ」という方が適切かもしれない。
メンバーはドイツのテクノポップバンドであるクラフトワークから大きな影響を受けており、一般受けするポップミュージックを発表しながらも、"Dazzle Ships"等といった実験的なアルバムも制作した。
[編集] ディスコグラフィー
スタジオアルバム(ちなみにアルバムのジャケットの大半は網目模様である)
- Orchestral Manoeuvres in the Dark 1980年
- Organisation 1980年
- Architecture&Morality 1981年
- Dazzle Ships 1983年
- Junk Culture 1984年
- Crush 1985年
- The Pacific Age 1986年
- Sugar Tax 1991年
- Liberator 1993年
- Univarsal 1996年