オーダイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オーダイン(ORDYNE)は、ナムコが1988年に発売したアーケード用シューティングゲーム。
目次 |
[編集] 概要
天才科学者、泊裕一郎(とまり・ゆういちろう)が、オーダインもろとも悪人クボタ(あくにん・くぼた)にさらわれた婚約者、相原香奈(あいはら・かな)を救うため、弟子のサンデー珍(ちん)とともに戦闘機に乗り込み、クボタを追うというストーリー。タイトルにもなっている『オーダイン』とは、泊博士が開発した『あらゆる物質を好きなものに変えることが出来る』原子変換装置の名前である。
システムII基板第2弾。同基板の回転、拡大縮小機能を十二分に利用し、背景に固定された障害物が回転したり、敵キャラクターがローリングしながら体当たりするなど、これまでのシューティングとは一線を画した独特の演出が目を引く。また、ゲーム中に獲得したクリスタル(通貨)によってパワーアップ用の装備を購入したり、福引をしたりすることが出来るのも特徴のひとつ。ステージ終了後にボスを絡めた泊博士と珍の1コママンガを思わせるグラフィックが表示されるなど、全体的にポップでコミカルな世界観が特徴的。細江慎治が担当したBGMも定評が高い。
[編集] コンシューマー移植
[編集] その他
- ワールドスタジアムEXに、オーダインのボーカル曲が収録されている。
- 太鼓の達人に、オーダインのBGMのメドレーをアレンジした「大打音」が収録されている。