オーヴェル=シュル=オワーズ
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オーヴェル=シュル=オワーズ | |
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地域圏 | イル・ド・フランス |
県 | ヴァル=ドワーズ |
行政機能 | 小郡庁所在地 |
人口 | 6,820 人 |
面積 | 12.69 km² |
オーヴェル=シュル=オワーズ(Auvers-sur-Oise)は、ヴァル=ドワーズ県の村(コミューン)。シャルル=フランソワ・ドービニ(Charles-François Daubigny)、ポール・セザンヌ、カミーユ・コロー、カミーユ・ピサロ、フィンセント・ファン・ゴッホらが、この村へと着想を得るために赴いた。とりわけ、ゴッホはこの地で70点もの作品を描いた。また、この村はゴッホが最期を迎えた地でもある。ラ・ヴァレ・デュ・ソスロン小郡(Canton de la Vallée-du-Sausseron)の小郡庁所在地。
[編集] 歴史
- 1846年- 鉄道が開通
- 1860年- ドービニがル・ボタン号(アトリエ兼船舶)を、村の周縁に当たるオワーズ川の土手に停泊させた。ほどなく、彼の友人に当たる画家たちが彼に会いにやってきた。
- 1890年7月27日- ゴッホが自殺を図る。2日後の29日に死去。
[編集] 観光
- ラヴーの宿屋(L'Auberge Ravoux)- ゴッホが最期の数ヶ月を過ごし、歿した宿屋。現在はレストランになっており、ゴッホが過ごした部屋が公開されている。
- ガシェ博士宅
- ファン・ゴッホ公園- オシップ・ザッキンによるゴッホ像がある。