カルロス・ブーザー
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男子 バスケットボール | ||
銅 | 2004 | バスケットボール |
カルロス・オースティン・ブーザー・ジュニア (Carlos Austin Boozer, Jr., 1981年11月20日 - )はアメリカ合衆国のバスケットボール選手である。プロバスケットリーグNBAのユタ・ジャズのパワーフォワード。アラスカ出身という珍しい経歴を持つ。
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[編集] 経歴概観
[編集] カレッジ時代
ブーザーは生まれたのはドイツである[1]。その後、アメリカのアラスカ州に移って育った。高校は地元のジュノー・ダグラス高校に通い、そのバスケットチーム、クリムゾン・ベアーズを2回州のチャンピオンに導き、デューク大学に入学する。大学では3年間で1,506ポイント、平均14.9ポイント、7.2リバウンドを上げて2001年のNCAAトーナメントでの勝利の原動力になる。
[編集] プロ時代
卒業後2002年のNBAドラフトで彼は、2巡目全体35番目指名でクリーブランド・キャバリアーズに入団する。ルーキーシーズンが終わったあとにオールルーキーのセカンドチームに選出され、2年目のシーズンはさらに活躍をみせる。ゲーム平均で15.5ポイント、11.4リバウンドを記録し、トータルリバウンドはNBAで5位の成績だった。
2004年にブーザーはユタ・ジャズに移籍する。ジャズはジョン・ストックトン引退後チーム成績の低迷が続いていたが、ブーザーを獲得してチーム再建のカギにしたいとの思いから、高額契約に踏み切った。ブーザーは期待通りの活躍をみせ、ゲーム平均17.8ポイント、9.0リバウンドを記録する。しかし、ジャズ移籍後怪我が多く2005-06シーズンにはシーズンの半分を棒に振った。2006-07シーズンは怪我から復帰し、ジャズの好調の大きな要因となっている。
[編集] その他
ブーザーはオリンピックのアメリカ代表チームに選抜され、アテネオリンピックに出場した。この大会でアメリカは銅メダルを獲得した。