カール・ドルノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カール・ドルノ (Carl Wilhelm Max Dorno, 1865年8月3日 - 1942年4月22日) はドイツの科学者である。気候が健康におよぼす影響についての研究を行い、スイスのダボスに生理気象観測所(Physikalisch-Meteorlogisches Observatorium Davos)を設立した。
ケーニヒベルク(カリーニングラード)に生まれた。ケーニヒベルクで学び、1904年に化学の博士号を得た。1904年に娘の結核の療養のためにダボスに移ると、人間の健康と気象の関係に興味をもち1907年に生理気象観測所を設立した。紫外線の健康に対する影響などを研究した。ビタミンDを生成に効果のある波長300nm付近の紫外線(UV-B線)はドルノ線と呼ばれる。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: ドイツの学者 | 1865年生 | 1942年没 | 天文学関連のスタブ項目