キサンガニ
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キサンガニは、アフリカ中部、コンゴ民主共和国北東部の交易都市。コンゴ川(ザイール川)中流にかかるボヨマ滝の下流北岸、標高415m に位置する。人口は41.8万人。
[編集] 歴史
古くからアラブ人の通商地であったが、1882年探検家スタンリーがキサンガニ宿駅の名で再建設、98年には彼を記念してスタンリービル(Stanleyville)と改称された。1966年旧名に復帰。60年コンゴ動乱では反帝民族主義を掲げたルムンバ首相派の臨時政府が置かれた。64年9月コンゴ人民共和国革命政府の樹立を宣言して首都とされたが、11月カサブブ政府軍によって陥落。97年3月強権政治を続行する中央政府に対し、ルワンダ難民騒動に端を発した反政府勢力「コンゴ・ザイール解放民主勢力連合(ADFL)」が軍事制圧。南郊45kmにフツ族系ルワンダ難民を収容するビアロ・キャンプがあり、97年から難民10万人を帰還させる空輸作戦が始まったが、98年8月内戦の勃発でルワンダ軍を中心とした反政府軍が再び占拠した。2002年9月占拠軍が撤退。
[編集] 地名由来
「川の中」の意。
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