ギガントマキア
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ギガントマキア (Gigantomachia) はギリシア神話中の巨人の戦い。この巨人はヘシオドスの説によればクロノスが父の「天空」ウラノスを殺した時に流れ出た血が「大地」ガイアに滴って生まれたという。
[編集] あらすじ
巨大で濃い毛を生やし、腰から下は竜の形の巨人であるギガスらがオリンポスの神々に戦いを仕掛けた時、予言によって「人間の力を借りないと勝利を得られない」とあった為、ゼウスは人間のヘラクレスを味方とした。ゼウスは巨人たちを雷で撃ち、ディオニソスは杖で打ち、ヘカテは炬火を投げつけ、またアテナとポセイドンは火山や島を投げてギガスらを押しつぶし、ヘラクレスが弓を射て止めをさした。