グリエルモ1世
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グリエルモ1世（Guglielmo I il Malo, 「悪王」、1120年 - 1166年5月7日、在位は1151年 - 1166年）は、シチリア王国ノルマン朝の第二代国王。初代国王ルッジェーロ2世の息子。グリエルモはイタリア語読みで、先祖の出身地のフランス語読みではギヨーム1世、当時の公用語ラテン語風にウィレルムスと呼ばれ、文献により表記が異なる。
1151年に戴冠し、父親のルッジェーロと共同統治となったが、父の死後単独統治となる。「悪王」というあだ名であるが、地政を重臣にまかせたため宰相の専制を許し当時の歴史家に嫌われたためである。1166年に13歳の息子グリエルモ2世に後を託し病死した。
| 先代: ルッジェーロ2世 |
シチリア王 | 次代: グリエルモ2世 |
