コトヌー
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コトヌー(Cotonou)はベナンの都市。人口は約76万人(2006年)。
ベナンを代表する港湾都市であり、ベナン経済の中心となる都市。内陸まで鉄道が延びており、物資の集散地としても重要な役割を果たしている。約25キロ北東に首都のポルトノボが位置している。市内には国会、最高裁判所などがあり、憲法上の首都はポルトノボとはいえ、多くの首都機能はコトヌーに置かれている。文化的にも、国立ベナン大学が置かれ多くの学生が学んでいる。
19世紀半ばよりフランスによる植民地化が進められ、仏領西アフリカの一部となった。1960年のベナン独立にともない、ベナンの中心都市となった。