サンクトピェチェルブールク (潜水艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
B-585 サンクトピェチェルブールク(サンクトペテルブルク、ロシア語:Б-585 "Санкт-Петербург"サンクトピチルブールク)は、ロシア海軍の最新型の潜水艦のひとつ。
目次 |
[編集] 概要
B-585サンクトピェチェルブールクは、プロイェークト677ラーダ級潜水艦の1番艦として1997年12月26日に起工した。工場内での名称は01570であった。サンクトピェチェルブークという命名は年内に行われたが、進水は2004年10月28日まで長引いた。
当初は、ロシア海軍用ではなく輸出用潜水艦と見られていたが、ロシア海軍は2005年、バルト艦隊用に同型艦を6~9隻建造する意向を明らかにした。
サンクトピェチェルブークは、2005年6月29日から7月3日にかけてサンクトペテルブルクで行われた国際海軍展示会で展示された。イタル・タス通信によれば、サンクトピェチェルブールクは2005年中に就航する予定であったが実現せず、2006年8月初頭に2回目の洋上テストを行い、2007年初頭、最後の洋上テストを行った後、ロシア海軍に引き渡される予定である。
なお、2番艦のクロンシュターット(クロンシュタット、Кронштадт)は2005年7月28日、3番艦セヴァストーポリは2006年11月10日に起工している。
[編集] 艦歴
- 1997年:起工
- 2004年:進水
[編集] 外部リンク
- С-100, "Санкт-Петербург" проект 677
- АРМС-ТАСС ФГУП "Адмиралтейские верфи" спустило на воду подводную лодку "Санкт-Петербург", построенную по заказу ВМФ РФ
- Central Design Bureau for Marine Engineering
[編集] 外部リンク(画像)
カテゴリ: 軍艦スタブ | ソ連・ロシアの潜水艦