サンドロ・マジンギ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンドロ・マジンギ(Sandro Mazzinghi、本名:アレッサンドロ・マジンギ、1938年10月3日 - )は、イタリア出身の元プロボクサー。元世界ジュニア・ミドル級(スーパーウェルター級)チャンピオン。
[編集] 来歴
ポンテデーラ生まれ。1961年デビュー。アグレッシブなファイター・タイプで、1963年9月7日、ラルフ・デュパスを9回KOに破って世界ジュニア・ミドル級王座獲得。同年12月2日にデュパスを返り討ちにした試合を含め、王座を三度防衛。1965年6月18日、同国人で後の世界ミドル級王者ニノ・ベンベヌチに6回KOされ、タイトルを失う。
再戦でもベンベヌチに敗れたが、1968年5月26日、ベンベヌチから王座を奪った韓国初の世界王者、金基洙を判定で破り王座に返り咲いた。
1968年10月、ローマでの初防衛戦でフレディ・リトルと対戦したが、劣勢にあった8回、レフェリーが突如無効試合を宣した。この行為が“地元判定”と判断され、王座を剥奪された。
[編集] 戦績
64勝(42KO)3敗2NC